1.23大田区大会で行われたIWGPジュニアタッグは、
バレットクラブ、ELPの疑惑のスーパーキックにより王座が移動した。
これにより鈴木軍の二人はベルトを失ってしまったわけだが、
デスぺのコメントを見てみると、まだまだこの遺恨は続きそうな様相だ。
それどころかその火種は、2.10広島大会で行われる
GoD対デンジャラス・テッカーズのIWGPタッグ戦にも飛び火しそうな勢いである。
つまり今後両ユニットの抗争はより本格化していくということだろう。
また1.23大田区大会でこの男が不穏なコメントを出している。
それは鈴木軍のボス、鈴木みのるである。
それではまずそのみのるのコメントをご覧いただければと思う
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オイ、BULLET CLUB! 誰が俺の相手をしてくれるんだ? 邪道と外道じゃ役不足だ。EVILか? それともジェイ・ホワイトか? それともなんだ、KENTAか? 誰だ、俺の相手するのは? ジョン・モクスリーに用があるのはテメーだけじゃねえんだよ。オイ、力あり余ってんだよ、こっちはよ。殴りたくて殴りたくてしょうがねえんだよ。おちゃらけた答えでスカすんじゃねえぞ、おい! BULLET CLUB、EVIL、ジェイ・ホワイト、KENTA、お前らの顔……殴らせろ
(引用:新日本プロレス公式)
このコメントを見てみると、鷹木信悟に敗れNEVER王座から陥落して以降、
鳴りを潜めていたみのるがとうとう動き出したということだろう。
このコメント内でみのるは戦いたい相手としてBCの3人の名前を出している。
それはEVIL、ジェイ、KENTAというBCのトップ3というべき選手たちだ。
今回名前が出てきた選手の現状を見てみると、EVILはオカダと抗争を展開しており、
またKENTAはモクスリーとのタイトルマッチが待っている。
となると自然に標的はあの男が残ることとなる。
それは現在その去就を含めた動向が注目を集めているジェイ・ホワイトだ。
ここまで当ブログではジェイの去就についての記事を何度か書いてきたが、
その記事内では復帰するのであれば、オカダとEVILの抗争に絡み戻ってくるのでは?
という予想をもとに書いてきた。
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しかし今回のみのるの発言を聞くと、
また違った展開が考えられる可能性が出てきたと言えるだろう。
それはオカダが発言したこのコメントからもうかがえるところである。
↓
そろそろさ、新日本プロレスさん、俺の言うこと聞くの得意でしょ。EVILとシングルマッチ、カード変更してくれてもいいんじゃないの? いつまでもこんなタッグマッチでやらなきゃいけないんだったら、ただ、タッグマッチでEVILから獲るだけだけども。そんなんでお客さん楽しいかなあ? 1対1のシングル見たいよね。新日本プロレスさん、変更お待ちしてますよ! ええ、俺は内藤哲也じゃないんだ、すぐ変えてくれるだろう
(引用:新日本プロレス公式)
これは今シリーズ中に組まれていないEVILとのシングルマッチを
早急に組めというオカダの要求であるが、これがもし実現し、
今シリーズ内に組まれることがあれば、
EVILは大阪城ホールでの対戦相手が空くことになるはずだ。
そう考えるとこの一連の各選手の動きは、次期シリーズのビッグマッチ
大阪城ホールでのみのるとEVILの戦いの伏線と言えるかもしれない。
そこにジェイがどう絡むかは現状は不透明であるが、
何らかの形でこの戦いに介入することは濃厚ではないかと思う。
EVILとのBC覇権争いか、もしくはみのるとのヒールユニットの
威信をかけたリーダー対決か、どちらに転んでも
刺激的な戦いになることは間違いないところである。
さて、最後に今回鈴木みのるの口からもジェイ・ホワイトの名が登場した。
シリーズ開幕後の動向を見ていると、ジェイの名を出すことは
アンタッチャブルとされていないことは間違いなさそうだ。
そこから考えると、やはりジェイは離脱しないというように思えるが、
はたして真実はどこにあるのだろうか。
その答えはもしかすると、今後この鈴木軍との抗争の中で
見えてくるのかもしれない。
その答えが我々が望む答えであることを今は願うばかりである。