ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】オカダカズチカとEVILのシングルマッチはなぜ今シリーズに組まれなかったのか

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(出典:新日本プロレス公式)

 

今シリーズではドーム後のニューイヤーダッシュで起こった

多くの抗争の決着戦がビッグマッチで組まれているのだが、

ひとつだけマッチメイクされていないカードがある。

 

 

それが上の写真にもあるオカダカズチカとEVILのシングルマッチだ。

このカードはNJC決勝戦でEVILに敗れたオカダがそのリベンジを狙う

 

 

というところが基本線であるが、なぜこのカードだけ

今シリーズで組まれなかったのか?というところは大いに気になるところだ。

そこで今回の記事ではそのあたりについて書いていきたいと思う。

 

 

まず現在のシリーズで組まれなかったということは、

この対戦は必然的に次期シリーズのビッグマッチである

大阪城ホール大会2連戦のどちらかで組まれることになるはずだ。

 

 

つまりこのカードだけはそこで戦わなければならないという

理由があるということである。

 

 

ではその理由とは何が考えられるか?

はじめはこの対戦の勝者が次期IWGP王座の挑戦者であるためかと考えたが、

すぐにNJCが開催されることを踏まえるとその線は薄いだろう。

 

 

となると、いったい他にはどのような理由が考えられるか?

それはあの男が関係してくるとしか考えられない。

そう、今プロレス界隈の話題の中心とも言えるジェイ・ホワイトである。

 

 

もしジェイが再び新日本のマットに姿を現すのなら、

この因縁深き二人が戦う舞台がピッタリであるだろう。

 

 

これまで通りのジェイであれば、オカダを攻撃し今後のターゲットにするはずだが、

もう一人リングにいる男はあのEVILである。

一転、闇の王に反旗を翻すことも大いに可能性がある。

 

 

つまりジェイにとってはどちらに転んでも、

おいしいシチュエーションであることは間違いないということだ。

あの嗅覚が鋭い男がこの機会を逃すとは思えないというのが私の見解である。

 

 

ではジェイが本当にこの戦いの中に登場すれば、

その後の展開はどのようなモノが考えられるだろうか。

 

 

まずオカダに標的を絞った場合だが、

その時はヒールサイドという立ち位置は変わらないだろう。

 

 

ヘビー級のトップどころは、ほぼベビーという立ち位置になってきているので、

ヒールサイドがEVILだけではバランスという点を見ても不釣り合いである。

 

 

よってジェイとEVIL、そしてKENTAの3人はぜひ並び立ってほしいと思う。

ヒールサイドがこれくらい充実していれば、マッチメイクにも幅が出るはずだ。

 

 

さて話をジェイとオカダの抗争に戻すと、二人の本格的な因縁は2019年の

あのMSG大会で止まっているかと思う。

 

 

あれから約2年経過したことを考えるとこの二人が再び向かい合うことは

2021年の展開を考えても大いに可能性はあるかと思う。

レインメーカーと新しいジェイの戦いを多くのファンは待っていることだろう。

 

 

ではもう一つのパターンである、標的をEVILとした場合を考えてみよう。

この場合であれば、ジェイには二つの展開が考えられる。

 

 

一つはバレットクラブとして、これまでの内紛の終息に向かうこと、

そしてもう一つはベビーターンという展開である。

 

 

しかしこのEVILに向かうというパターンは個人的には、

可能性が低いかと感じている。

 

 

それは客観的に見ても、もしジェイがBCを離れベビーターンし、

再びオカダと共闘することはメリットが感じられないからだ。

 

 

オカダの近くにいるということは、

逆に言うとオカダを超える機会を失うということになる。

 

 

そう考えるとジェイもそれを望むことはないだろう。

やはりジェイとオカダは向かい合ってこそであるかと思う。

 

 

とここまでいろいろなことを書いてきたが、オカダとEVILの件を進めるつもりが、

最終的にはジェイが中心の記事になってしまった。

 

 

それだけ彼が私の中では今話題の中心であり、

興味を持っているということだろう。

 

 

そう考えるとジェイ・ホワイトという男は、

これまでの新日本にはいなかった稀代のレスラーであると言えるだろう。

 

 

 


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