新日本プロレス NJPW 内藤哲也 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン L・I・J キャップ 帽子(ブラック×ホワイト)
先日、東京スポーツ紙上で上記の記事が掲載された。
内容は内藤哲也が木谷オーナーが推進している統一組織設立に物申す、
というものであった。
内藤哲也が木谷オーナーに噛みつくという展開は、
久しぶりであるかと思うので、そこに懐かしさを感じた次第だ。
ではまずは以下の内藤哲也の発言をご覧いただきたいと思う。
↓
本当に業界の発展のためにつくるなら俺は賛成ですよ。そして、もうとっくの昔にできてるんじゃないですか!? 窮地になったからつくる組織って、窮地を脱した後はまた問題が出てきそうな気がしますね」と指摘。さらに「思っていることを口に出したことは勇気のいることだし、素晴らしい行動だけど…
プロレスという競技において『あきらめない』ってすごく大事な言葉。何度やられても歯を食いしばって立ち上がる姿をプロレスラーは見せてきたんじゃないの? 他の業界も同じように耐えているのに、プロレス界が最初に国に助けを求めるのはかっこ悪いですよ
あれもこれもやった。もう打つ手がないってSOSならともかく、今の新日本はそうじゃないんじゃないかな。俺が出すアイデアを新日本が採用するとは思えないけど、お客様のために何ができるのかは真剣に考えていきたい
(引用:東京スポーツ)
発言を見ると正論を並べているいつもの内藤哲也と言えるだろうか。
その中で個人的に気になったところは一番最後の部分である。
↓
あれもこれもやった。もう打つ手がないってSOSならともかく、
今の新日本はそうじゃないんじゃないかな。
つまり内藤哲也はまだ新日本プロレスとして、
できることを全てやっているとはいえないと言いたいわけである。
2冠王者である内藤哲也が言う発言の重みは
本人が考えているより重いものではないかと個人的には思う。
逆に現在の2冠王の発言に重みが無いとそれはおかしいことになるだろう。
2冠王がまだ打つ手がある、やることがあると言っているわけだから、
新日本としてもいつものスルーではなく前向きに考えるべきではないだろうか。
今この時期だからこそ、内藤哲也が考えるアイデアを、
彼の口から直接聞いてみたいものである。
ではここからは内藤哲也が考えるアイデアを想像してみようと思う。
内藤哲也の言う、”あれもやった、これもやった”とは具体的には何だろうか。
今回のニュースは『オンライン飲み会』という形で行ったということだが、
それを置換しオンラインでファンと交流するなどは考えられるだろうか。
普段直接ファンと交流する機会がないロスインゴであるから、
間接的でもオンラインでファンと交流する場を作ることができれば、
多くのファンが楽しむことが可能になるのではないだろうか。
これは環境が整えば、すぐに実施することが出来そうだ。
あと新日本プロレスが行っていないこととなれば、
これまでの記事での繰り返しとなるが、
やはり無観客試合の実施とその映像配信だろう。
以下は4月8日付で新日本プロレスより発信されたニュースである。
その中で無観客試合の検討ということを明記しているわけだが、
その後のアナウンスは今のところない状態である。
なお、新日本プロレスといたしましては、今後の状況と安全面を慎重に考慮しつつ、無観客試合の実施について検討を行ってまいります(感染拡大状況等を踏まえ、実施を見送らせて頂く場合もございます)。
(引用:新日本プロレス公式)
これに関しては、まずファンに向けて無観客試合をするのか、しないのか。
する場合はいつから、どのような形でするのかのアナウンスが欲しいところだ。
やはりファンからすれば、何かしら再開に向けての期限が欲しいところである。
期限が見えていないと、待っている側とすれば気持ちの在り方が難しいのが事実だ。
状況を鑑みると判断が難しいことは、
重々承知であるが、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思う。
最後に統一組織設立についてのことを書いてみよう。
内藤哲也が言う、『窮地になったからつくる組織って、
窮地を脱した後はまた問題が出てきそうな気がしますね。』
という意見。
これはまさにその通りではあるのだが、別の視点で考えると、
今この時に設立しないと、また流れてしまうことも事実だろう。
大事なことは何を目的として設立するかということではないだろうか。
これまで設立できなかった理由は、簡単に言うとお互いのエゴを優先したからだろう。
今回に関してはそのようなことを考えるのではなく、
綺麗ごとかもしれないがプロレス界の発展ということを目的とすれば、
統一組織設立も上手くいく可能性があるはずだ。
それには強いリーダーが必要と思うが、木谷オーナーならそれは適任だろう。
コロナという見えない敵を倒すためには、今こそプロレス界が結束するべきであること
は誰の目から見ても明らかであると思う。
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。