大日本プロレス事業継続のため力を貸してください
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2020年5月2日
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皆さんは大日本プロレスをご存知だろうか?
その歴史は古く今年創設25周年を迎える老舗と言える団体である。
元全日本プロレスのグレート小鹿が設立し、
デスマッチ、ストロングスタイル両方を楽しむことが出来る。
現在所属している選手であれば、やはり関本大介が最もメジャーな存在であろうか。
以前、新日本にも参戦経験があるので、ご存知の方も多いだろう。
また古くは元WWEのTAJIRIや現在はケガの治療中のため欠場中であるが、
新日本プロレスのエル・デスペラードとも因縁深い葛西純も在籍していた。
普段は大日本プロレスのことを当ブログで書くことはないのだが、
何気なくツイッターを見ていると、上にある記事が目についたので、
筆を執った次第である。
その記事とは大日本プロレスが事業継続のため、
クラウドファンディングを開始したというニュースであった。
地域密着というタイプのプロレス団体であれば、
このようなニュースは見た記憶はあるが、大日本クラスの規模感の団体では
おそらく初めてではないかと思う。
ちなみにクラウドファンディングとは以下のようなシステムである。
クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と
「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、
「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」
ことを指しています。
これまで当ブログでは、今プロレス界が生き残るためにはどうすればよいか?
ということを書いてきたわけだが、このある意味直接的な方法は記載していない。
つまりそれほど今、大日本プロレスは切羽詰まっていると言えるのかもしれない。
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大日本プロレスのHPなどを見てみると、親会社や大口スポンサーを持っておらず、
独自の力でこれまでは運営を継続してきたようである。
もちろんその大きな収入源は興行収入であったわけだが、
ご多分に漏れず現在は活動中止中である。
正確には記憶していないがニュースなどで知るところでは、
かなり深い時期までお客様を入れての興行を実施していたはずである。
このような対応も上のクラウドファンディングニュースを見ると、
運営状況の余裕のなさからであったのだろう。
当記事はそのクラウドファンディング開始初日に書いているのだが、
すでに200万超の資金が集まっていた。(5月2日 17時時点)
これまで今の状況でプロレスファンができることをいろいろ考えてきたが、
よく考えてみるとこの資金提供という行為は最も直接的な応援と言えるだろう。
安定的な親会社を持つ新日本プロレスなどの団体では、
近々にはこのようなクラウドファンディングは行われることはないだろう。
しかし大日本プロレスのような状況の団体にとっては、このクラウドファンディングは
今後の継続の可能性を高めるためのトレンドになるかもしれない。
団体を残したいモノとそれを支援したいモノ。
その両方がwin-winとなるこの方法は非常に有効な調達方法と言える。
大日本プロレスを詳しく知らない私が言うのは憚られるが、
25年間という歴史が築いたファンとの信頼関係は
決して無駄ではなかったということだろう。
今プロレスファンができることの新たな形がココにもあったというわけだ。
最後に、頑張れ大日本プロレス!とエールを送りたいと思う。
(クラウドファンディングリンク先はコチラ)
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大日本プロレス事業継続のため力を貸してください - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)