ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】内藤哲也の逆転劇はこれからどう作られていくのか?

(出典:新日本プロレス公式)

 

8.17武道館大会の準決勝で激闘の末、ウィル・オスプレイに敗れた内藤哲也。

これによりG1CLIMAX32優勝という可能性は潰え、

現時点では逆転劇が完遂することはなくなってしまった。

 

 

またファンへ向け公言していた東京ドームにメイン返り咲くという夢も

自力で辿り着くことは出来なくなった。

 

 

多くの内藤哲也ファンはこの結果に落胆していると思うが、

はたして彼はここからもう一度新日本プロレスの中心に

戻ることは出来るのだろうか。

 

 

これまでの通例で行くとG1優勝者は1.4のドームで

王者とタイトルマッチを行うことになるが、

 

 

現時点ではそれはジェイとオカダ、

もしくはオスプレイと行われるということになる。

 

 

今年ももしドーム2連戦ということになれば、

翌1.5でもタイトルマッチが行われるかと思うが、

内藤哲也が狙うとすれば、そこでの挑戦ということになるだろう。

 

 

これはそれに対するそもそもの疑問という部分だが、

40歳を迎えた内藤哲也が今後再び新日本プロレスの

トップに戻ることが出来るのかというところだ。

 

 

LIJ発足後から見ても約7年新日本プロレスの

トップに君臨してきた内藤哲也だが、

彼もまた当たり前だが年齢を重ねることになる。

 

 

他のスポーツほど顕著ではないが、

プロレスも世代交代ということはつきものだ。

 

 

そう考えると2冠王座転落以降シングルタイトルには

縁のない内藤哲也が再び至宝のベルトに辿り着くことに

疑問符がついても致し方ないことかと思う。

 

 

しかしそんな逆風とも言える状況である内藤哲也にも

チャンスが全くあるわけではない。

それは王者や挑戦権利を持つレスラーから挑戦を指名されるという方法だ。

 

 

すでに先日激闘を繰り広げたオスプレイからは再戦を求められているし、

また王者のジェイも内藤哲也に興味がないわけではないだろう。

 

 

もし今後の新日本プロレスを担うこの若き王者たちから

挑戦を求められれば、それは内藤哲也にとってもやぶさかではないはずだ。

 

 

またその他の方法とすれば自力でタイトルを獲得するなど

何か挑戦に値する実績を作らなければならないだろう。

つまり前回の2冠争いの際に最後に輪の中にもぐりこんだ方法ということである。

 

 

どちらにせよかなり可能性としては低いものではあるが、

ファンとしては今後の彼の巻き返しを見たいところである。

 

 

そしてこれは個人的な願望だが、

もし内藤哲也が初めてIWGP世界ヘビー級王座を獲得すれば、

ぜひやってほしいことがある。

 

 

それは2016年オカダを破り始めてIWGPヘビー級王者となった時に見せた

ベルトを放り投げる姿である。

 

 

今のIWGP世界ヘビー級王座には思い入れがないと公言しているだけに

もし獲得が実現すれば、あの姿を見せたとしても何ら不思議ではないはずだ。

 

 

制御不能なカリスマの最後のタイトル獲得となるかもしれないその時の光景に

相応しいのはやはりダークヒーローとしてのあの姿ではないだろうか。

 

 

 


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