7.29に行われたスターダムの戦略発表会の中で、
木谷オーナーからIWGP女子王座を設立するという
衝撃的なニュースが発表された。
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プロレスファンならご存じの通り、IWGPとはアントニオ猪木が設立した
新日本プロレスの至宝のベルトの冠である。
それを同じグループ団体とは言え、他団体のベルトの冠にするとは
これまで考えてたファンはおそらくいなかっただけに、
ショッキングな出来事であると言えるだろう。
この結果をもって一つ言えることは、
今後より新日本プロレスとスターダムの融合が
進んでいくということ。
またこのIWGP女子王座の初代王者は11.20に行われる
新日本プロレスとの合同興行で決定するということだ。
そしてその運用は日本国内に限定するというわけではなく、
世界に打って出るタイトルとして米国などでも防衛戦を行うということである。
またその件に関して木谷オーナーはこのように語っている
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新日本なら1・4(東京ドーム大会)や、スダーダムのビッグイベントのなかでやる。ぼく個人では他団体でもとにかく幅広く存在するタイトルにしようかと思っております
この木谷オーナーの発言を見る限り、スターダムのビッグマッチのみならず、
新日本プロレスの1.4東京ドームなども視野に入れているようだ。
つまりオーナーの意見が反映されれば2023年の1.4では
IWGP世界ヘビー級選手権と並びIWGP女子王座のタイトルマッチが
行われるかもしれないということだ。
これはまさに新日本プロレスの歴史だけを見れば、
異例の出来事であるが、世界的な潮流を考えれば、
これがスタンダードとも言えるだろう。
もしかすると来年のレッスルキングダムでは
IWGP世界ヘビー級選手権 ジェイ・ホワイトvs内藤哲也
IWGP女子王座選手権 岩谷麻優vsジュリア
などのカードが並んでラインナップされてもおかしくはないということだ。
また木谷オーナーは他団体との運用も視野に入れているようである。
これは新日本プロレスと現在は提携関係にあるAEWとの戦いを
視野に入れているということかもしれない。
6月に行われた禁断の扉ではAEWの女子選手とスターダムの選手との
対抗戦は組まれなかったが、今後はAEWの番組にスターダムの選手が乗り込む
という展開が見られるということだろう。
はたしてこれらの戦いは噂される
禁断の扉の続きで実現するのだろうか。
さて最後にこのIWGP女子王座に対するファンの反応だが、
SNSなどを見ていると賛否両論あることは事実だ。
しかし世間に波風を立ててこそプロレスであるならば、
話題になるということは大歓迎であろう。
そう考えるともっとも世間とプロレスをしているのは
他ならぬ木谷オーナーなのかもしれない。