オカダカズチカインタビューはコチラ↓
スマホサイトはコチラ↓
(出典:新日本プロレス公式)
先日、オカダカズチカのインタビュー後編がスマホサイトよりアップされた。
一部は公式サイトでも無料で見ることが出来るのでご覧いただきたい。
その中で個人的に気になった部分を以下に引用してみた。
――そのへんも含めて、1月5日にひさびさに東京ドームの舞台で闘った内藤選手はいかがでしたか?
オカダ まあ、その前にも何回かやってますけど、やっぱり内藤さんは「いまが一番いい時期なんじゃないかな」と思いますね。ある意味で「完成されたな」というか。
――あ、そうですか。内藤選手がレスラーとして完成されたと。
オカダ ただ、それが内藤さんにとっていいことなのかどうかはわからないですよ? ロス・インゴっていうユニットもある中で、レスラーとして完成することがいいのかどうか? そのへんちょっと様子を見ていかなきゃいけないのかなって。あとはなんて言うんですかね? 内藤さんは脆い……、脆いじゃないな。危ない感じがお客さんを惹きつけたんじゃないかなっていう部分もあったと思いますし。
――いい意味で、完成されていない不安定な部分も魅力の一つではありましたね。
オカダ それがいまや「闘いのスタイルも確立されてるな」と、闘ってみてボクも思いましたし。ここでベルトを二つ持ったことで……。「ここから内藤さんが何を見せていけるのかが大事なのかな」っていう気がしますね。
(引用:新日本プロレス公式)
この中でも特に気になった部分は、
『内藤哲也は脆い、危ないところが魅力』という部分である。
永遠のライバルとも言えるレインメーカーは、
制御不能なカリスマの魅力を的確に見抜いていたようである。
脆さ、危うさというのはオカダの言う通り、内藤哲也の最大の魅力である。
そう思っているファンは自分も含め多いと思う。
そんな内藤哲也に対し、オカダは今回の2冠獲得でレスラーとして
完成したと評したわけである。
これはおそらく二つのことを意味していると思う。
一つはレスラーとしてよりステージが上がったということ。
もう一つは今がレスラーとしてのピークでもう上がることはないのではということだ。
上から目線で内藤哲也を語るところはなんともオカダらしいが。
そしてオカダはこのインタビューで内藤哲也に対しこうも語っている。
『ここから何を見せるのかが大事』と。
これもまさにそのとおりであると思う。
これは内藤哲也のせいというわけではないが、コロナウイルスの影響で、
KENTAとのタイトルマッチ後は2冠王者としての何かを見せることが出来ていない。
定期的にスマホサイトの日記や週プロの連載、
そしてTogetherプロジェクトなどで、自分の思いなどを発してはいるが、
やはり内藤哲也が似合うのはリング上でのアピールであると思う。
そして2本のベルトの扱いもいまだ不透明であるので、
内藤哲也にしかできない展開を見せてほしいものである。
もちろんオカダはここでも2冠なら興味はない。
IWGPヘビーしかいらないと発言している。
その部分はいささかもブレていないということだ。
このインタビューなどもそうだが、最近のオカダは30代前半にして、
すでに貫禄が半端ないと感じる。
もはやベルトの有無は超越した存在といえるだろう。
まさにこれは内藤哲也の脆さ、危うさと対極の魅力と言えるだろう。
オカダがいれば新日本は大丈夫。そう思っているファンも多いはずだ。
新日本プロレスは今、2か月近く試合が開催できないという未曽有の危機の渦中にいる。
圧倒的な集客力を誇るだけに、その損失も甚大なものであるはずだ。
しかし新日本プロレスにはこの男がいる。そうオカダがいれば大丈夫なのだ。
再開後は内藤哲也ともに、きっと新日本プロレスを盛り上げてくれるだろう。
なぜならオカダカズチカは、レインメーカー、カネの雨を降らせる男だからである。
(関連記事はコチラ↓)
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。