先日、東京ドーム大会のメインに関する以下の記事を書いたのだが、
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その現実性が発表されたこのニュースによってより可能性が高くなってしまった。
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そう、飯伏幸太の24日までの欠場が正式に決定したのだ。
25日の東京ドーム大会出場は回復状況を見てということで保留になっているが、
状況を考えると出場はかなりリスキーと言えるだろう。
つまりドーム大会のメインであるIWGP世界ヘビー級選手権は
ここにきて一気に不透明な状況になったということである。
新日本プロレスとしてはこの状況を鑑み、何か手を打つ必要があるわけだが、
それには以下のようなことが考えられるだろう。
・IWGP世界ヘビー級選手権を延期
・別の挑戦者を立てタイトルマッチを行う
まずタイトルマッチ自体を延期するということであるが、
ドーム大会ということを考えると可能性は低いかもしれない。
やはり新日本の歴史としてドーム大会のメインはIWGPが締める
という伝統があることを考えると、この決断はなかなか難しいだろう。
では飯伏幸太の代わりに代役を立てて
タイトルマッチを行うということが考えられるが、
人材が豊富であることを踏まえてもやはりこちらの方が現実的だろうか。
ではその場合はどのような展開が考えられるだろうか?
パターンとしては王者の鷹木信悟が指名するか、
もしくは挑戦者が自ら名乗りを挙げるかということになるだろう。
また現状のドームのカードから考えると、その枠から外れている選手が集う
7.24愛知大会がその舞台になる公算が高い。
ではもし鷹木信悟が挑戦者を指名する場合は誰になりそうだろうか?
それはやはり直近のNEVER選手権でタイトルを奪われた棚橋弘至だろう。
またドーム大会のメインがなくなるのか?という
緊急事態をエースが救うとなれば話題性も大きいかと思う。
新日本のメインストーリーから外れてしまっていると語っていたエースが
思わぬ形であるが再びドームのメインというあるべき場所に戻ることが出来るのか?
要注目であることは間違いないところだ。
ではもう一つのパターンである自ら名乗りを挙げるとなれば
誰がその候補となるだろうか?
この場合はやはりヒールサイドの選手が似合うのではないだろうか。
となると愛知大会でSPシングルマッチを行う、
KENTAもしくはEVILがその候補となるだろう。
この二人であれば個人的にはKENTAの挑戦を見てみたいところだが、
現実的にはEVILの公算が高そうである。
前2冠王者という肩書や約1年前の神宮大会のメインを務めた実績、
そして鷹木信悟との因縁を考えると適役と言えるかもしれない。
また現在タイトル戦線から外れていると言えるEVILにしても
この展開が実現すれば、それは千載一遇のチャンスである。
はたしてEVILはヒールとして戦ってきた1年間の成果を見せることが出来るだろうか。
さてここまでは飯伏幸太が不出場という前提で書いてきたが、
もちろん病状が回復し出場が叶うということができれば何よりである。
はたしてドーム当日までにはどんな展開が待っているのだろうか?
引き続き注視していきたいと思う。