7.10からスタートとなる次期シリーズ、SUMMER STRUGGLE。
そのシリーズでは開幕戦の札幌2連戦をはじめ、数多くのビッグマッチが予定されている。
そのビッグマッチを改めて記載すると以下のようなラインナップとなる。
7/10(土)、7/11(日)札幌大会2連戦
7/22(木)、7/23(金)大阪府立体育館大会2連戦
7/24(土)愛知県体育館大会
7/25(日)東京ドーム大会
特に月末にかけてはビッグマッチ4連戦となり、
新日本プロレスとしても力が入るところだろう。
そのビッグマッチでは多くのタイトルマッチが組まれることとなるはずだが、
はたして各タイトルの動きは今後どのようになっていくのか?
今回の記事ではそのあたりについて書いていきたいと思う。
IWGP世界ヘビー級王座
新日本プロレスの至宝のベルトであるこのタイトルは、
すでに7.25東京ドーム大会での開催が決定している。
よってこのタイトルに関しては7月中はその前哨戦が繰り広げられることになるはずだ。
第3代王者鷹木信悟に初代王者飯伏幸太が挑む一戦となるが、
鷹木信悟は初代から続く短期政権という負のジンクスを跳ね返すことができるのか、
またもし鷹木信悟がこのタイトルマッチをクリアすれば、
おそらく次のタイトルマッチは9月の西武ドームとなるだろう。
オカダ、飯伏を下しタイトル防衛となれば、おのずと次の挑戦者は絞られてくる。
東京ドーム大会のメイン終了後、いったい誰が現れるのか。
そのあたりは大いに注目されるところだろう。
NEVER無差別級選手権
現王者は5.3福岡で棚橋弘至を下したジェイ・ホワイトであるが、
そのジェイは以降シリーズに参戦をはたしていない。
先日オンラインによるファンミーティングが行われたが、
その様子を見てみるとどうやらまだアメリカ(海外)にいる様子である。
次の挑戦者はフィンレーということで間違いないと思うが、
この状況を見ているといつそのタイトルマッチが行われるかは
予想しがたいところである。
また8.15アメリカで行われる1年半ぶりとなる有観客大会への
参戦が発表されているところを見ても、今後拠点はアメリカとなるのかもしれない。
個人的には次期シリーズには参戦し、東京ドーム大会でのタイトルマッチを
予想しているがはたしてどうなるのだろうか。
ジェイの登場を心待ちにしているファンもきっと数多くいるはずなので、
久々の日本マット登場を期待したいところである。
IWGPタッグ選手権
王者のデンジャラステッカーズにLIJの内藤哲也・SANADAが挑戦する
このタイトルは7.11札幌大会での開催が決まっている。
内藤哲也の10年ぶりのタッグ戦線参戦で新局面を見せている
タッグ戦線だがこの札幌大会以降の展開はどうなりそうだろうか。
おそらく会場がどこになるかはわからないが、後半のビッグマッチ4連戦の中で
今回のタイトルマッチの勝者は防衛戦を行うことになるだろう。
そうなれば次の挑戦者が気になるところだが、
せっかく新局面を迎えたとなれば、次の挑戦者も新鮮なチームを期待したいところである。
そこで思い浮かぶのは新日本に5年ぶりの参戦をはたすGood Brothersだ。
元BCのメンバーであったカール・アンダーソン、ドク・ギャローズによる
このGood BrothersはNJPW STRONG内で行われるタッグトーナメントで新日本に復帰を果たす。
来日が可能かは不明な部分もあるが、もしこのトーナメントに優勝すれば
次のタイトルマッチの挑戦者に名乗りを挙げても不思議ではないだろう。
もしそれがLIJvsGood Brothersとの対戦となれば、
これまでのタッグの景色とは一変するタイトルマッチが見られることとなる。
このカードであればビッグマッチのメインも務まるのではないだろうか。
さて今回の記事では3つのタイトルについて書いてきたが、
かなり長くなってきたので、残りのタイトルに関しては次の記事で書いていきたいと思う。
次回の記事ではジュニアのタイトルを中心に書いていく予定なので、
そちらもご覧いただければ幸いだ。