ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】海外展開に新日本プロレスの顔として参戦するのはどちらになるのか?

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

【新日本】好調・棚橋弘至 9・4飯伏とのUS王座戦は…海外展開へ「新日の顔」決定戦だ! | 東スポの新日本に関するニュースを掲載 (tokyo-sports.co.jp)

 

9.4メットライフドーム初日に行われる、

王者棚橋弘至vs挑戦者飯伏幸太によるIWGP US王座選手権。

この試合は飯伏幸太にとっては、欠場からの復帰戦となる。

 

 

また8.14LA大会でランス・アーチャーを下し、

日本人選手としては初のUS王者となった棚橋にとっては初防戦となる試合だ。

 

 

そんな日本人選手二人で行う初めてのUS王座戦は、

上の記事にもあるように今後本格化していくであろう、

新日本プロレスの海外での展開の顔を決める戦いでもある。

 

 

はたしてこのタイトルマッチに勝利し、

新日本プロレスの海外戦略の日本人選手の柱となるのはどちらになるだろうか。

 

 

まず現在の新日本プロレスの海外の状況を整理してみたいと思うが、

今後その展開を引っ張るのは、ジェイ・ホワイト、

そしてウィル・オスプレイという若き外国人エース二人となるだろう。

 

 

ジェイはNEVER無差別級王者であり、またオスプレイは実質は無冠であるが、

真のIWGP世界ヘビー級王者を主張し、もう一つのベルトを保持している。

 

 

よって新春のドームに向け、アメリカではこれらの戦いが軸となって

進んでいくかと考えられる。

 

 

そしてタイトルの性格上そこに今回日本でタイトルマッチが行われる

US王座が加わるということになるだろう。

 

 

US王座は近年長くモクスリーが保持し、最近では新日本のみならず、

AEWマットでも防衛戦が行われていた。

 

 

この展開によりUS王座の意義も確立し、価値もあがってきたことを考えると、

再び日本を主戦場にすることはないはずだ。

 

 

そう考えると今回のタイトルマッチの勝者は、

G1終えればしばらくはアメリカでの戦いが続くことは間違いないだろう。

 

 

ではその海外展開の新日の顔には現時点ではどちらが適任かというところであるが、

様々な視点から見ると、それは棚橋弘至になるだろうか。

 

 

新日本のリビングレジェンドとしての存在感や、

モクスリーやアーチャーとのLA大会などでの展開を考えれば、

個人的には棚橋が適任のように思える。

 

 

またUS王者となりアメリカに腰を据えるとすれば、

それは別の意味で言うと、IWGP本線の戦いからは距離を置くということになる。

 

 

つまりそれはG1も含めた下半期のタイトル戦線には絡まないということだが、

G13連覇がかかる飯伏がそのタイトル戦線から外れることも考えにくいところだ。

 

 

現IWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟との対戦も済んでいないことを見ても、

飯伏は日本に残る公算が高いのではないだろうか。

 

 

また別の視点で見ると、日本であらゆるタイトルを獲得し、

実績を残してきた棚橋弘至からすれば、海外展開を盛り上げるということは、

残された最後の仕事と言えるかもしれない。

 

 

日本で暗黒時代から新日本を復活させたように、

海外でも新日本プロレスを広げることが出来れば、

 

 

これも別の意味で、インタビュー内で語っていた、

新日本を2回救った男ということになるだろう。

そしてそれが出来るのは棚橋弘至だけかもしれない。

 

 

そう考えると今回のUS王座戦は勝負論だけではなく、

いろいろな意味を持った戦いと言えるだろう。

そんなUS王座戦までは残り1週間だ。

 

 

 

 


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