6.12ドミニオンも終了し、新日本プロレスの次のビッグマッチは
6.27に行われるAEWとの合同興行、FORBIDDEN DOORということになる。
その合同興行に関しては、ここまで正式にはまだカードが決定していなかったが
先日ついに第一弾のカードが発表された。
それはジョン・モクスリーと棚橋弘至によるAEW暫定世界王座決定戦である。
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この両者の対戦であるが、先日4WAYマッチでは対決したが、
純粋なシングルマッチということであれば初対戦ということになる。
またモクスリーにとっては3年近くも望んでいたカードがついに実現するということだ。
そもそもモクスリーが新日本プロレスに参戦した経緯は、
2012年 10.12両国で行われた棚橋弘至vs鈴木みのるの
IWGPヘビー級選手権に強い影響を受けたからだ。
これを何百回と見たというモクスリーはその二人との対戦を望み、
鈴木みのるとはこれまで何度か抗争を繰り広げてきたが、
一方の棚橋弘至とはその機会がなく3年が経過したわけだ。
そんな中様々な経緯の末、ついに両者のシングルマッチが実現する。
モクスリーにとっては、マイ・フェバリットという存在である棚橋との対戦は
ある意味感慨深いものがあるだろう。
しかし今回のこの戦いにはAEW暫定王座がかかっている。
正規王者CMパンクがどの程度欠場するかはわからないが、
この戦いに勝利した選手は、今後AEWの顔として活動することが求められるはずだ。
そう考えると新日本プロレスで数々の伝説を作った
棚橋弘至としても今回の一戦は新たなチャレンジのスタートということになるかもしれない。
国内の新日本プロレスでも必須の存在と言える棚橋だが、
彼が全米を股にかけAEWの中心で奮闘することは新鮮な景色である。
はたしてこの試合に勝利するのは世界的な知名度を持つ狂犬か?
もしくはリビングレジェンドにして新日本プロレスのアイコンである逸材か?
この運命の一戦に勝利し、暫定王座を掴むのはどちらになるだろうか。