日本人初のIWGP USヘビー級王者 棚橋弘至が、次の挑戦者にあの男を指名！ - YouTube
IWGP USヘビー級王者棚橋弘至から指名を受けた飯伏幸太が、その心境を語る！ - YouTube
先日行われたアメリカLA大会にて、日本人初のUS王者となった
新日本プロレスのエース棚橋弘至。
その棚橋弘至からビデオメッセージでUS王座の次期挑戦者に関する
ビデオメッセージが届けられたとのニュースがあったことは
皆さんもご存じのことだろう。
そしてそのビデオメッセージを通じ、棚橋弘至が指名した挑戦者とは
何と現在欠場中の飯伏幸太であった。
先日のアメリカLA大会をきっかけに様々なことが動き出した
新日本プロレスだが、ここにきてまた一つ大きなうねりが出来た。
この対決でどちらが勝利するにせよ、また一つ大きな展開が生まれそうである。
ではここからはなぜ棚橋弘至がゴールデンエースの盟友である
飯伏幸太を挑戦者に指名したのか、その真意などについて書いてみたいと思う。
今回飯伏幸太を指名した、エースの真意。
それは一言で言うと、いろいろな意味で傷ついた飯伏を復活させるための
棚橋なりの気遣いではないだろうか。
ご存じの通り、IWGPヘビーとインターコンチのベルトの統一と
初代IWGP世界ヘビー級王者という大役を任された飯伏幸太だが、
その道程はおそらく本人が考えているより過酷なモノであっただろう。
上記のような過去に前例のない偉業を成し遂げた飯伏幸太だが、
その中でファンからの思わぬ反発を浴び、
彼の表情は日に日に憂いを帯びたように変化したことは記憶に新しいところである。
結果オスプレイに敗れベルトを落とすこととなり、
またその影響かはわからないが、体調までも崩し、
決定していたドーム大会も欠場することとなった。
あくまでこれは一ファンとしての推測であるが、
飯伏幸太はいろいろな意味で傷ついていたことは間違いないだろう。
その飯伏のドーム大会の代役をこなしたことを筆頭に、
それを間近で見ていたであろう棚橋が、そんな姿を見て何も思わないわけはないだろう。
ここで少し思い出してほしいのだが、
以前二人の間で約束したことを皆さんは覚えているだろうか。
それは飯伏が王者になった際に棚橋を指名するという話である。
その約束とは立場が反対となるが、US王者となった棚橋が
飯伏幸太を指名したことはある意味自然なことかもしれない。
戦いを通じて飯伏を立ち直らせることが出来るのは、俺しかいない。
きっと棚橋弘至はそんな思いから今回の提案を行ったかと思う。
さてこのタイトルマッチは上のリンクにもあるように、
急転直下9.4メットライフドームで行われることが決定した。
圧倒的主役感とスター性を持つ二人の戦いは、
ドーム2連戦の初日のメインで行われることになるだろう。
このタイトルマッチの勝者はUSヘビーというタイトルの性格上、
頻繁にアメリカに行くこととなるはずだが、
もし飯伏が勝てば様々な夢のカードが期待されるところだ。
もちろんその最もたるものはケニー・オメガとの対戦となるが、
はたしてゴールデンエース対決に続き、
夢のゴールデンラバーズ対決は実現するのだろうか。
メットライフドーム初日、会場に多幸感をもたらすのは
復活の兆しを見せるエースか、もしくは巻き返しを図るゴールデンスターか。
目が離せない一戦となることは間違いないだろう。
