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EVILの衝撃の裏切りから2週間後に行われる7.25愛知大会。
EVIL対高橋ヒロムの2冠戦を筆頭に、さらなるユニットの再編も
窺えるカードがマッチメイクされている。
ユニット再編のこの大きな流れは、ロスインゴ、BCのみならず、
CHAOSをも巻き込み進んでいくのか。
今、新日本プロレスは大きな転換期を迎えようとしているのかもしれない。
ではまず現在の各ユニットの状況を整理してみよう。
これまでと一番大きな違いがあるのはバレットクラブとなるだろう。
既存メンバーのほとんどが外国人選手、もしくは外国在住選手であるため、
コロナ禍の影響を受け日本在住の一部の選手しか再開後は参戦できていない。
そんな中現2冠王者であるEVILと参謀格のディック東郷の獲得に成功したところだ。
またユニット創設後、増員はあったが離脱者を出していなかったロスインゴから
上述のEVILが初めてユニットを抜けることとなった。
更なる離脱者も噂されていたが、執筆時点ではそのようなことはなさそうだ。
そして最も動きが少ないユニットはCHAOSである。
一部外国人選手の不参戦はあるが、元々日本人選手が
主流のため大きな影響は受けていない。
（鈴木軍に関しては今回は割愛）
それらを踏まえ今後ユニットの更なる再編があるなら、
どのユニットがその対象になるだろうか。
もしくは再編するべきであろうか。
個人的に再編すべきと考えるのはCHAOSではないかと思う。
オカダカズチカという大看板が在籍しているCHAOSだが、
他の日本人選手はここ数年ほぼ固定化されている。
また以前のオカダ、棚橋のドリームタッグ結成後は、
なし崩しという言葉が適切かは分からないが、
本隊とのタッグも頻繁に組まれるようになった。
つまり本隊との差別化が不鮮明となり、
ユニットとしての意義が薄れているといっていいだろう。
またCHAOSは選手の仲の良さが広く知れ渡っているところだが、
それは別の見方をすると、各選手の意識の足枷になっているとも言えそうだ。
言葉を選ばずに言うと、『ぬるま湯に浸かっている』ということである。
そこを付け狙っているのは、さらなる補強を狙うバレットクラブではないだろうか。
ジェイ、KENTAを筆頭とした多くの選手たちの参戦が、
いつになるかはコロナ禍の行方に左右されるため、極めて不透明である。
ジェイのインスタグラムの投稿から、7.25愛知大会の乱入も噂されているが、
これは希望的観測も含めたものであるので、事実かは不明である。
（本当にメイン戦などに登場すれば、まさにビッグサプライズであるが。）
よってEVILを引き入れたバレットクラブであるが、
まだまだ戦力的には補強する必要があるだろう。
その伏線はおそらく今回愛知大会で組まれた、
オカダカズチカ対高橋裕二郎の一戦にあるかと思われる。
おそらく多くのファンは私と同様な気持ちではないだろうか。
乱入か裏切りかそのアクションは不透明だが、何かが起こるはずである。
個人的にはオカダが動けば最も面白いと思うが、
それはCHAOS自体の存続が左右されるので可能性は低いだろう。
しかし他のメンバーは誰が動いてもおかしくないと考えている。
ここまでCHAOSを中心に今後のユニット再編の可能性を考えてみたが、
ファンから最も支持を集めているユニット、ロスインゴを動かしたという事実から
考えると、やはり他のユニットも無傷ということは考えられないだろう。
上記では割愛した鈴木軍もタイチ、ザックの存在感が増し続けている今、
いつ下克上が起きても驚かないところである。
またプロレスファンは常に新しい刺激を求めているということも考えると、
一定の新陳代謝というべき、ユニットのシャッフルは必要不可欠かと思う。
現在の新日本プロレスを見て改めてそう思った次第である。
次回の記事ではロスインゴの増員の可能性などについて、
書こうと思うので、そちらもご覧いただければ幸いである。
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