ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】 メイ社長退任について考える

f:id:yosikazukun:20200810163057p:plain
f:id:yosikazukun:20200310143049p:plain

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

www.njpw.co.jp

www.njpw.co.jp

 

 

先日新日本プロレスより代表取締役異動に関するお知らせという

我々ファンにとってはかなり衝撃的なニュースがリリースされた。

 

 

すでにこのリリースはご覧になった方は多いかと思うが、

このニュースを念のため説明すると、

 

 

現在の代表取締役社長であるメイ社長が、

10月23日付で退任されるというものである。

 

 

私も会場で観戦した際、その姿を何度かお見かけしたことが

あるということもあり、これまでの社長交代を

知った時とは違う気持ちになったことは事実である。

 

 

それだけメイ社長はファンにとって良い意味で、

身近な存在であったということであろう。

 

 

さて今回のメイ社長の退任の件について、

さまざまなことを目にすることはあるが、

本当のところはメイ社長のみが知るところだ。

 

 

よって当記事ではそれについて深く言及することはないが、

今回の退任はこのコロナ禍が影響していること

だけは間違いないかと思う。

 

 

もしコロナ禍がなく昨年同様の興行を続けることができていれば、

また違った結果になったかもしれないが、

それはたらればの話になるのでここではやめておこう。

 

 

この退任に関してはきっとプロ経営者であるメイ社長が、

自身の考えのもと総合的に判断し決断したのであろう。

 

ファンからすればまた何らかの形で

新日本プロレスに関わってくれることを願うばかりである。

 

 

ではここからはこの社長交代が、今後の新日本プロレスに

どのような影響を与えるのかを考えてみたいと思う。

 

 

まずブシロード買収以降の新日本プロレスの

社長交代を見てみると、約2~3年という

在籍期間で交代が行われている。

 

 

よってその事実から見れば今回の交代に関しても

突発的な出来事ではないと言えるだろう。

 

 

そう考えるとリング上の展開に関しての影響は

さほど大きくないのではないかと思われる。

 

 

もし影響があるとすればメイ社長が推進していた海外戦略や

一連のIP関連事業の戦略ということになるだろう。

 

(メイ社長が経営について語っている記事はこちら)

www.itmedia.co.jp

 

 

そして今後、新日本プロレスの経営のかじ取りを担うのは、

現在のNJOAのCEOである大張高己氏である。

 

(関連記事はこちら)

www.tokyo-sports.co.jp

 

 

企業というものはトップが変われば、

その方針が急転することは当たり前にある話だが、

今回新社長となる大張氏はどのような選択を取るのだろうか。

 

 

売上を50億規模まで伸ばしたメイ社長の方針を継続していくのか。

もしくは自分の色を出すために、新たな施策を行ってくのか。

これは10月23日以降のお楽しみということになるだろう。

 

 

さて現在の新日本の運営状況だが、

ブシロードの前期決算(2020年7月期)を見てみると、

 

 

前期の新日本プロレスの売上は約50億円と

昨年と比較しても微減の数字で着地している。

 

 

しかしこれはドーム2連戦が含まれての数字であるはずなので、

今回のコロナ禍の影響が本格的に出るのは、

次の2021年7月期ということになるはずだ。

 

(ブシロード決算資料はこちらから)

bushiroad.co.jp

 

 

なぜなら新日本プロレスは7月から有観客での興行を再開したが、

現在においても満員時のキャパシティの半分の動員しか

集客できない取り決めになっている。

 

 

また会場でのグッズ販売も稼働できない状況であるので、

そちらの影響も大きいものがあるはずだ。

 

 

これらのことから考えると、勝手な憶測であるが、

通常興行時の約半分以下程度しか収入は見込めないはずである。

 

 

この現実を見ると新社長となる大張氏にとっては

いきなりの難解なミッションとなるが、

 

 

まずはこの苦境をどうしていくのかが

最大の課題であることは間違いないだろう。

 

 

ではその苦境ともいえる新日本プロレスに対し、

我々ファンができることとはいったい何だろうか。

 

 

すでに新日本のファンであるという方であれば、

ワールドへの加入やスマホサイトへ加入、

ファンクラブへの加入などができそうだ。

 

 

また大会へチケットを購入し足を運ぶこと、

ECやショップなどでグッズを購入するなども可能である。

 

 

そしてまだファンではない方を大会に誘うということもアリだ。

一度生で新日本を見てもらえれば、

きっとその方はファンになってくれるはずだから。

 

 

そして私を含めた他のブロガーの皆さんのように、

自分の思いを外に向け発信することも微力ではあるが、

新日本プロレスにとってプラスになるかもしれない。

 

 

このコロナ禍という最強のヒールに立ち向かうのは、

会社とファン、つまり提供する側とされる側が一丸となって

協力しなければならないと思う。

 

 

社長の退任という本筋からは少々外れてしまったが、

そのようなことを強く感じた次第である。

 

 

 

 

今年中にスーパージュニアの開催はあるのか?

 


プロレスランキング

 

twitter.com