6月3日、新日本プロレス、スターダムの親会社であるブシロードより
以下のお知らせがリリースされた。
下記にその全文を記載しておく。
株式会社ブシロード(本社:東京都中野区 代表取締役社長:橋本義賢、
以下、ブシロード)は、新型コロナウイルス感染症の情勢を鑑みて
2月より多くのイベントを中止・延期してまいりました。
この度、緊急事態宣言の解除に伴い、プロレスや舞台、
音楽ライブといったライブイベントの再開を目指すとともに、
選手・出演者の安全と安心のため、全員に抗体検査を実施することを
決定いたしましたことをお知らせいたします。
抗体検査の実施について
新日本プロレスの興行、スターダムの興行、劇団飛行船の公演、
ブシロードミュージックの音楽ライブなど、すべてのライブイベントに
ついて、事前に選手・出演者全員ならびに密接に関わるスタッフに対し
医師による抗体検査を実施いたします。
(引用:ブシロード公式)
この発表が何を意味するかというと、一言でいうならば、
新日本プロレスが近日中に我々の前に帰ってくるということである。
また木谷オーナーもツイッターで以下の発信をしている。
↓
お待たせしました。応援よろしくお願いします。RT @bushi_PR: 【新日本】プロレス興行再開へ! 新日選手、スタッフに抗体検査https://t.co/S2R3MHKyx6
— 木谷高明 (@kidanit) 2020年6月3日
先月13日のメイ社長の会見から、何も公式には発表が無かったわけだが、
今回の発表をもって、さらに再開に向け一歩前進ということだろう。
メイ社長の会見はコチラ
↓
上述したリリースを見てみると、まずは関係者(選手、スタッフなど)の
抗体検査というように明記されている。
これから考えるとやはり最初に行われる興行形式は
無観客での配信映像という形ではないかと推測される。
またおそらく多くの選手が居住していると思われる首都圏(東京など)
にて移動のリスクを軽減するためにも開催されることになるだろう。
では興行開催のメドは、一体いつになりそうだろうか?
まずは下記の記事内にもある政府のガイドラインを、今一度見てみよう。
以下に改めて記載しておく。
(関連記事はコチラ)
↓
コンサートや展示会、プロスポーツなどの開催は
「屋内では入場者は収容人数の50%を超えない」
「屋外はできれば2メートルの十分な距離を取る」との条件を設けた。
そのうえで最大収容人数は6月18日までは100人(屋外は200人)、
6月19日~7月9日は1000人、7月10日~7月31日は5000人とし、
8月1日以降に収容人数の制限撤廃
(屋内では収容人数の50%以下の上限を維持)を認めた。
ただし、全国的な移動を伴うプロスポーツなどは
6月19日から認めるが、7月9日までは無観客とした。
(引用:毎日新聞)
上述した文面を見てみると、いくつか区切りとなる日が指定されているが、
現在が6月初旬と考えると、下記に記載した日が最も濃厚ではないだろうかと思う。
その日時とは6月19日である。
そしてこの日時とした理由はいくつか考えられる。
まずは動員の上限が大きく緩和される部分だ。
おそらくはリスクも考え無観客で始めるかと思われるが、
万が一有観客であったとしても、ルール上では一定の動員が可能ではある。
もし有観客での興行とし、何も起こることなく成功に終われば、
以降の本格的な再開に向け、絶好のサンプルとなるだろう。
また次の理由としては、同日にプロ野球のシーズンがついに開幕する。
ご存知の通りプロ野球は日本において最もメジャーなプロスポーツである。
そのプロ野球が無観客とはいえ、スタートするわけであるので、
世間に向けて、という部分においても悪い影響は受けないであろうと思う。
個人的にはコチラの理由の方が強いのではないかと思っている。
これは完全なる推測だが、新日本プロレス(ブシロード)サイドは、
他のメジャースポーツである、プロ野球、Jリーグ、プロゴルフなどの
開幕決定を待っていたのではないだろうか。
全てのメジャースポーツの開幕が決定してから、しんがりで発表を行った方が
もちろんのことリスクは軽減される。
棚橋弘至が以前、再開は他のメジャースポーツのしんがりでいいと言っていたが、
元よりこのような対策を考えていたのならば、さすがの一言である。
ここまでいろいろ御託を並べてしまったが、我々ファンにとっては、
興行再開に向けこのような前向きなニュースが出ることは大歓迎である
なぜなら見たいのはやはり今の新日本プロレスであるからだ。
無観客試合にはきっと賛否両論あるだろうが、
個人的には単純に選手の熱い戦いが見れればよいと思っている。
皆様の想いはどちらであるだろうか。
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