2.21旗揚げ記念日大会のカードなどともに発表されたNJC2022の出場選手。
今回のNJCは事前の煽りVTRにもあったように王者も参戦し、
階級の枠を取っ払った50周年に相応しい豪華な陣容である。
また多くの参加選手が必要ということで他団体からの参戦も噂されていたが、
結果的にこのNJCに参加する他団体の選手はGLEAT(ストロングハーツ)の
CIMAのみとなった。
この元ドラゴンゲートのカリスマと言われた男がどんな戦いを見せるのか。
今後のストロングハーツ勢の継続参戦も含め大いに気になるところだ。
また各地で行われる1回戦のカードを見ると、
これだけの豪華なカードを自前の選手で組むことができる
新日本プロレスの選手層はまさに日本では規格外だ。
我々ファンはそれを当たり前のように考えているが、
それは決して当たり前ではなく企業努力のもとに成り立っているのだろう。
では話をNJCのカードに戻していきたいと思うが、
この中で最大の注目はやはり内藤哲也と高橋裕二郎のよるNo Limit対決だろう。
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本来なら昨年のG1公式戦でこの因縁の対決は実現する予定であり、
裕二郎もそれに向け気合が入りまくっていたが、
ご存じの通り内藤哲也の負傷により実現することはなかった。
このままこの対決は流れるのかと多くのファンは、そう感じていたかと思うが、
新日本プロレスはこのNJCでそのカードを切った。
そしてその場所はなんと日本武道館のセミという大舞台だ。
内藤哲也にとれば普通のことかもしれないが、
裕二郎とすればこの武道館での対決が決まりより燃える材料ができたはずだ。
下馬評では圧倒的に内藤哲也有利となるだろうが、
裕二郎がG1の飯伏戦で見せたアップセットを再び起こせるのか?
そしてこれまでの鬱積した想いを晴らすことができるのか?
3.2に行われるこの対戦はけっして見逃してはいけない一戦だ。
そしてもう一つ取り上げたいカードはやはり他団体から唯一の参戦となった
CIMAのカードとなるだろう。
こちらは3.2武道館大会の第一試合でTAKAみちのくとの対戦が決定している。
CIMAは前日の旗揚げ記念日大会もストロングハーツとしての参戦が決定しており、
この待遇を見ても新日本プロレスからのリスペクトがうかがえる。
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そしてもしこのTAKAとの戦いに勝利すれば、2回戦はあの金丸義信との対戦となる。
両選手とも他団体で一時代を築いたレジェンドでありながら、
今なお戦いの最前線に位置している。
もしかすると昔二人は対戦したことがあるかもしれないが、
近年の対戦は行われていないはずだ。
私のように以前のCIMAを知っているファンからすれば、
金丸義信という男のカードは実に魅力的なカードである。
このカリスマvsヒールマスターとの対決は
はたしてこの新日本プロレスの地で実現するのだろうか?
さてほかにも魅力的なカードが目白押しのNJCであるが、
そちらについての考察などは次回以降の記事で進めていきたいと思う。
ぜひ以降の記事も引き続きご覧いただければ幸いだ。