昨日の5.4福岡大会にて、レスリングどんたくシリーズが終了した新日本プロレス。
その最終戦となる福岡大会では多くのタイトルマッチが行われ、
バックステージなどで今後の展開についてのさまざまな動きがあったが、
本日の記事では、それら各タイトルのこれからの展開について進めていきたいと思う。
まず新日本プロレスの頂点のベルトであるIWGP世界ヘビー級王座は
ジョン・モクスリーが成田蓮を下し王座を防衛した。
これにより次戦は5.11アメリカ・カリフォルニア大会で海野翔太との
師弟対決が実現することとなったが、注目はその先にあるドミニオンでは
どんなカードでこのタイトルマッチが行われるのか?というところだろう。
仮に次のアメリカ大会でモクスリーが防衛すると仮定すれば、
彼の前に登場するのは、ベルト流出の張本人でもある内藤哲也だろうか。
リマッチを好まない内藤哲也であるが、このままタイトルが流出している状態を
良しとすることはないだろう。
よって内藤哲也が挑戦者の有力候補であるかと思うが、
別の候補としてはEVILも考えられるのではないかと思う。
もし内藤哲也ではなく、EVILがベルトを取り返す立場になれば、
ファンがどのような反応するかは興味深いところだが、
はたしてドミニオンではどんな展開が待ち受けているだろうか。
そして福岡大会の2日目でタイトルが移動したIWGPグローバルヘビー級王座は
デビッド・フィンレーのコメントを見る限り、次はSANADAが挑戦するようだ。
フィンレーがコメントで話していた”小さな傷”とはおそらく昨年のNJC決勝戦で
敗れたことを指しているかと思うが、はたして二人の対決は実現するのだろうか。
そしてその他のタイトルで言えば、NEVER無差別級王者の鷹木信悟には
KOPW保持者の上村優也が挑戦を表明し、またそのKOPWには前保持者の
グレート・オーカーンがリマッチを表明している。
一方タッグ戦線を見ると、福岡大会でタイトルを獲得した
KENTA&チェーズ・オーエンズ組の前には、STRONGタッグ王者のTMDK、
ELP&ヒクレオ、そしてタイトルを手放した毘沙門が挑戦を表明している。
つまり2つのタイトルに4チームが名乗りを挙げているわけだが、
このタッグ戦線に関しては次のアメリカ大会でタイトルマッチが行われるかと思うが、
はたしてどうなるのだろうか。
この他にもジェイク・リーの今後など気になる部分は多い新日本プロレスの今後の展開に、
引き続き注目しておきたいと思う。