(出典:新日本プロレス)
先日6月9日、新日本プロレスより今後の大会再開に関する会見が行われた。
その中で多くの内容が発表されたわけだが、今回の記事ではその中から、
劇的復活となったNEW JAPAN CUPについて書いていきたいと思う。
もともと発表されていた3月の時点でのカードとは、
渡航制限の影響もあり大きく変更となったが、見方を変えれば
多くのジュニア勢の出場もあり、逆に楽しみが増えたともいえるだろう。
ではここからは個人的な視点となるが、今回のNJCの注目点などを書いていこう。
目次
新日本プロレスの無観客試合
まず個人的に最も興味があることは、
新日本プロレスが創り出す無観客試合のクオリティである。
新日本プロレスが中断している間に、
他団体で多くの無観客試合が実施され、また私もそれを多く視聴したので、
今は自分の中ではそれが基準となっている。
業界の盟主である新日本プロレスであれば、それらを凌駕するような
ある意味採算を度外視したビッグマッチ仕様のど派手な演出を期待している。
本番ではどうなるのか、まずはその部分に大変興味がある。
また新日本プロレスが無観客試合実施に動いたからには、
今後はそれが業界のクオリティの基準になってしまうかと思う。
よって他団体も更なる改善が必要になってくるのではないだろうか。
ジュニア勢の大量参戦!
続いての注目点と言えば、
やはりこのジュニア勢の大量参戦ではないだろうか。
外国在住選手の不参加という事情はあれど、
現チャンピオンのヒロムを筆頭に、数多くの選手がNJCに参戦することは
ファンからすると楽しみすぎる展開だ。
そしてそのジュニア勢の参戦によって、魅力的なカードが数多く組まれた。
これはまさに怪我の功名と言えそうだ。
またへビー級を主戦場に選手から見ると、格下というわけではないが、
ジュニアの選手には負けたくないという思いが強いだろう。
その思いがこのNJCで爆発すれば、好勝負が数多くみられるはずである。
ジュニア勢の大躍進があるのか。
そのあたりも大きな注目点と言えるだろう。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン決戦となるか
今回のNJCには現2冠王者内藤哲也以外のフルメンバーがエントリーしている。
上述した対戦表で言うと、左上のブロックにヒロム、
右上にSANADAと鷹木信悟、右下にはEVILとBUSHIという割り振りである。
対戦表をよく見てみると、2回戦以降ロスインゴの同門対決が、
数多くみられる可能性が大いにあると思う。
忘れてならないのは勝ち上がった末に待ち受けているのは、
2冠王者であるロスインゴのリーダー、内藤哲也である。
馴れ合いではなく切磋琢磨することを
是としているロスインゴのメンバーであれば、
これは願ってもない最高の展開であるともいえる。
誰もが内藤哲也の首を狙ってこそ、
ロス・インゴベルナブレス・デハポンだろう。
また忘れているファンはいないと思うが、
内藤哲也と高橋ヒロムの対決がいまだ実現はしていない。
つまりヒロムから見れば、このNJCを勝ち上がれば無条件に、
夢の一つであるIWGPヘビーのベルトを巻くというチャンスが生まれるわけだ。
今の勢いを見ればそのチャンスは十分にあると言えそうである。
また他のロスインゴメンバーも、そんなヒロムに対し傍観しているわけはない。
それぞれの感情や思いをもって、このNJCに向かうはずである。
そして個人的に見たいNJC決勝戦、大阪城ホール初日のメインイベントは
高橋ヒロムvsEVILのもう一つの運命の決戦だ。
まとめ
今回の記事では個人的な注目点などを中心に書いてみた。
注目カードや展開予想などは、今後の記事でどんどん書いていこうと思う。
書いていて思ったことは、
このような大会の展望などを想像し記事にすることは、
久しぶりであったということだ。
それはつまり日常の中にプロレスが帰ってきたともいえる。
ここまでの準備を実施してくれた、新日本プロレスに改めて感謝したいと思う。
そしてその準備に対するお礼として、我々ファンができることは、
きっと思い切り新日本プロレスを楽しむことであると思う。
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