ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】波乱が続くNJC2021 これは新時代の始まりのサインなのか

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

3.4旗揚げ記念日大会より始まった今年のNJCであるが、

1回戦からこれまでにない大きな波乱が続いている。

 

 

3.4で内藤哲也がオーカーンに敗れただけではなく、

3.6大田区大会では優勝候補の大本命であったオカダカズチカが、

鷹木信悟の前に敗北を喫した。

 

 

この敗戦により近年の新日本プロレスを牽引してきたツートップと言える

選手が今回のNJCから脱落することとなった。

 

 

それはつまり彼ら二人が少なくとも春の両国では新設された

IWGP世界ヘビー級王座に挑戦する可能性がなくなったことを意味する。

 

 

またそれは同時に彼ら以外の選手が挑戦することが決定したということだ。

王座新設ともに新しい展開へと舵を切るとすれば、

彼ら二人の敗戦は必然ということかもしれない。

 

 

このまま内藤やオカダが黙っていることはないはずだが、

しばらくはタイトル戦線から距離を置くことになりそうだ。

 

 

ではこのNJCを制し、新時代を象徴するにふさわしいレスラーとは

いったい誰になるだろうか?

 

 

個人的な考えとなるが、その筆頭はウィル・オスプレイだろう。

オスプレイの実力は多くのファンが知るところであり、

現在もブリティッシュヘビー級のベルトを保持しているが、

いまだIWGPヘビー級には挑戦したことがない。

 

 

それは別の視点で考えると既視感がなく新鮮であるとも言える。

王者飯伏とのシングルの対戦はこれまで何度かあるが、

IWGP世界ヘビー級をかけた戦いとなれば、また別の趣があるだろう。

 

 

そしてオスプレイにはもう一つ大きな仕事がある。

それは自身が立ち上げたユニット、UNITED EMPIRE(以下UE)の発展というものだ。

 

 

昨年10月オーカーンの衝撃的な乱入により、立ち上がったUEだが

ここまで目立った実績を残しているかというとそうではないと言える。

 

 

オーカーンのリング内外での活躍はファンに浸透しているところもあるが、

リーダーのオスプレイはここまで鳴りを潜めているといっていいだろう。

 

 

もしここまでの潜伏期間がこのNJCからの活躍へのフラグであるなら

あっという間に昨年のEVILのように頂点に駆け上がる可能性もあるだろう。

 

 

彼の実力をもってすれば両国でお披露目されるであろう

ベルトをその手に掲げていても不思議ではない。

 

 

はたして自らをCommonwealth Kingpinと呼ぶこの男が

その名の通り新日本という帝国の中心に立てるのか大いに注目である。

 

 

そして次に考えられる候補は、やはりオカダという大本命を破った

鷹木信悟ということになるだろうか。

 

 

正直、対戦前までは良い試合になるとは思っていたが、

最終的にはオカダが勝つだろうと考えていた。

 

 

しかし大方の予想を下し、ここでオカダに土をつけたということは

鷹木信悟はファンのみならず、会社からも大きな信頼を寄せられているのだろう。

 

 

ドラゴンゲートから新日本へ主戦場を移してから約2年半、

信悟はその実力と行動で今の位置を勝ち取ったと言っていいだろう。

そしてとうとう新日本の象徴であるオカダを破るというところまで歩を進めた。

 

 

つまりそれは頂点のタイトル戦線への参入が可能になったということだ。

NEVERのタイトルの価値を爆発的に挙げた男が、

とうとう満を持して頂点のベルトも強奪してしまうのかもしれない。

 

 

そしてジャイアニズム溢れるこの男のモットーは、お前のモノは俺のモノだ。

であるならば飯伏のモノは俺のモノとばかりにIWGP世界ヘビー級王座を

かならず欲することは間違いない。

自称口下手なシャイボーイはどこまでもどん欲な男だからだ。

 

 

さて大本命二人が消えた今年のNJCはこれで本当に誰が優勝してもおかしくなくなった。

当記事ではオスプレイと鷹木信悟の二人をピックアップしたが、

もちろん他のレスラーが優勝してもまったくおかしくはない。

 

 

まさにファンにとっては予想泣かせの大会と言えるが、

それは同時に別の意味では楽しみが増えるということだ。

ぜひこのままのいい流れで両国まで盛り上がりが続いてほしいと思っている。

 

 

 


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