G1CLIMAX33で現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAを唯一倒し、
10.9両国国技館大会でタイトルに挑戦するEVIL。
上の写真を見ても分かる通り、G1最終戦でベルトを強奪し、
EVILは現在自称IWGP世界ヘビー級王者を名乗っている。
現在新日本プロレスでもっともブーイングを浴びる男らしい方法で
ベルトを強奪したわけだが、はたして闇の王の今の思いとはどのようなものだろうか?
そんなEVILのインタビューが公式サイトにアップされたので、
今回はそちらを元に進めていきたいと思う。
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このインタビューでEVILは徹頭徹尾SANADAをこき下ろし
自らを正当化しているが、なぜか妙に納得してしまう部分がある。
振り返ると声援が戻るとともにEVILはヒールとしての振り幅を広げ、
自らの発言や行動の枠が大きくなった印象である。
それにともないファンもブーイングを浴びせつつも、
これまでと違う目でEVILを見ているのではないだろうか。
またこれはいろいろなところで語られていることだが、
EVILはそもそも新日本プロレスでもトップランクの強さを持っている。
現在のポジションではその姿を見せることは多くないが、
実際にSANADAを倒したときは、最終的には自力で王者を破った。
つまり団体屈指の実力にセコンドの力が加わったEVILは、
SANADAにとっても油断できない相手であることは間違いない。
元同門かつタッグパートナーであった二人が両国でタイトルマッチを行うことは
LIJ時代からのファンであれば感慨深いものがあるかと思うが、
はたしてどちらが勝利し王者として東京ドームのメインに立つのだろうか。
そしてEVILはインタビュー内で、こちらも元同門のG1優勝者である
内藤哲也についても語っている。
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それから内藤、お前は言うまでなく新日本の面汚しだ。お前が新日本を好きでも、新日本はお前の事なんか好きじゃねぇんだよ。IWGPと新日本のためにもヤツに引導を渡して、ロス・インゴもろとも解散させてやるよ。ドームでな
お前が新日本プロレスが好きでも、新日本プロレスはお前のことなんか好きではない。
これは団体に対し意見が通らない内藤哲也を揶揄してのことかと思うが、
こちらも少し納得できる部分があると感じたのは私だけではないだろう。
SANADAを含めると元LIJのメンバーが東京ドームのメインと
IWGP世界ヘビー級王座を争う構図になっているが、
はたして最終的に東京ドームでマイクを握っているのは誰になるだろうか?
そんなエモーショナルな戦いが続く、今後のIWGP世界ヘビー級戦線を
引き続き注目していきたいと思う。