昨日より始まった新日本プロレスの新シリーズ、DESTRUCTIONシリーズ。
その第4試合で本日行われるネバー6人タッグ選手権の前哨戦が行われた。
改めて説明しておくと本日後楽園ホールで開催されるタイトルマッチは
王者組のオカダ・カズチカ、棚橋弘至、石井智宏に、
天山広吉、真壁刀義、タイガーマスクが挑戦する戦いとなる。
メンバーを見ても分かる通り、このタイトルマッチの構図は
現在の新日本プロレスの主力に、ベテラン勢が挑む一戦だが、
その経緯は以下の記事に記載しているのでそちらをご覧いただければと思う。
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そんな状況の中行われた昨日の前哨戦だが、予想以上の大乱戦となり、
試合はノーコンテストという結果に終わった。
特に天山広吉が石井智宏に対しブチギレたわけだが、
このような天山の姿を見るのはかなり久しぶりのことだろう。
思い起こせば天山の凱旋帰国当時はすごい勢いであり、
その後G1制覇やIWGPヘビー級王者になるなど一時代を築いた。
またタッグでも蝶野正洋とのタッグや小島聡とのテンコジなど、
こちらでも一時代を築いている。
このように新日本プロレスで大きな功績を残した天山広吉だが、
近年は怪我もあり、試合が組まれないことも多くなった。
そのようなこともあり、両国で”俺は落ちる一方”という発言が出たのかと思うが、
この日の様子を見る限りまだまだやれるのではないだろうか。
そんな天山は昨日の試合後、このようなコメントを残している。
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クソー! バカタレオマエ、クソ野郎! 石井、何なオマエはコラ! チキショー、オラ、あぁ!? おう、来いやって! やったるよ、サシでいいよ! あのアホンダラ、石井、ナメてもらったら困るぞ! ナメんなバカタレが
明日オマエぶちのめして、オレとタイガーと真壁でベルト獲るんや! 絶対獲るからな、あのバカタレが!
そしてそんな天山に対し抗争相手の石井智宏と、
先日苦言を呈したオカダ・カズチカはこのようなコメントを残した。
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石井智宏 コメント
オイ、ナメてんのか? 何が明日だ。今日潰してみろっつうんだ、お前。ケンカがやりてえなら、道場でいつでもやってやるよ。試合だ、お前。アイツら試合を見せられねえから、ああなってんだよ
明日よ、俺たちが今までどんな試合してきたか、それをしっかり体感しろ。そして、アイツら今までどれだけしょぼい試合してきたか、それを実感しろ
オカダ・カズチカ コメント
まあ、『G1』決勝のあんなにキツい試合をした後が、こんなクソみたいな試合になるとは思いませんでした。訂正しますよ。若手にレギュラー取られたんでしょうな。ベンチにも入れねえよな、この野郎! ヒット1本も打てねえよ、この野郎!
しっかりとな、試合ができる状態にしてくれよ。時間あっただろ、この1カ月。何してたんだよ、本当に。(※しばらく沈黙してから)まあ明日……何も出てこねえ。クソだ、クソ
ふたりともこの日の試合が成立しなかったことに怒っている様子だが、
本日の戦いで今の新日本プロレスというものを見せつけるつもりだろう。
はたしてこの遺恨渦巻くタイトルマッチはどのような結果となるのか。
そんなタイトルマッチが行われる本日の後楽園大会は18時半スタートだ。