高橋ヒロムによる史上初の3連覇、そして4度目の優勝という結果で終了した、
BOSJ29 6.3日本武道館大会。
宿命のライバル同士による今回の決勝戦はヒロムに凱歌が上がったが、
この二人の戦いは今後も彼らがいる限り続いていくことだろう。
また優勝したヒロムはドミニオンで石森の持つIWGPジュニアのベルトに
臨むことになるはずだ。
そこでタイトルを奪還し50周年の後半のジュニアの主役を務めるのは、
やはりこの男になるのだろうか。
そしてこの大会は今後の展開につながる多くのサプライズも起こった。
そのうちの二つはバレットクラブ関連であったが、
これも今のバレットクラブの勢いを象徴すると言えるだろう。
このままバレットクラブは新日本プロレスの中心へ、
そしてAEWとの合同興行でも主役を担うことになるのではないだろうか。
そのバレットクラブ関連のサプライズで
大きな驚きを起こしたのは、エース・オースティンの電撃加入だろう。
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今回のBOSJ29にインパクトXディビジョン王者として参戦し、
序盤戦はブロック首位を快走し、その実力を大いに見せつけたエース・オースティン。
またアレックス・ゼインとのツイッターでも話題を振りまき、
リング外でもファンを楽しませたことは記憶に新しいところだ。
そんなオースティンであったが、この最終戦のバレットクラブvsUEの試合に登場し、
バレットクラブへの電撃加入をはたした。
そしてバックステージでは盟友ともいえるアレックス・ゼインをも襲撃し、
早速ヒールとしてその存在感を見せつけた。
これをもってオースティンは引き続き新日本プロレスに参戦するということだろう。
彼のドミニオン、そしてAEWとの合同興行への参戦が期待されるところだ。
そしてもう一つのバレットクラブ関連のサプライズと言えば、
5か月ぶりとなるKENTAの登場である。
欠場中はツイッターで幻惑させ、その動向が不明であったが、
結論としてはこれまで通りバレットクラブとして活動するということだろう。
今回武道館大会に登場したということは、
ドミニオンではKENTAのカードが組まれるということだろう。
そのKENTAの狙いは欠場の原因となった棚橋弘至か、
もしくはジュースの欠場で不透明となったUS王座か、
再び新日本プロレスに登場したこの男から目を離してはいけないだろう。
そして最後のサプライズはSANADAの復帰宣言である。
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この日SANADAは休憩明けに登場し、返上したUS王座へのドミニオンでの挑戦を表明した。
ジュースとのタイトルマッチとなるのか、
もしくは別の相手との決定戦になるのかは、
ジュースの回復次第ということになるだろうが、
SANADAがドミニオンでタイトルに挑戦することは確実だろう。
初のシングルタイトル戴冠直後に無念の返上となってしまったSANADAだが、
再びタイトルを取り戻すことができるだろうか。
さてこのように今後の展開につながる様々なサプライズがあった今大会だが、
それらはまずは次のビッグマッチとなるドミニオンへとつながっていくことだろう。
既報済みのカードに加え、今大会に起こった展開を加えると、
ドミニオンはまさに上半期の総決算に相応しい豪華すぎる大会となりそうだ。
はたしてどのようなカードが組まれ、そして当日はどのような大会となるのか?
多くのファンは今から大きな期待を抱いているのではないだろうか。