6.4大阪城ホールで行われるドミニオンで自身をバレットクラブから追放した
デビッド・フィンレーとNEVER無差別級選手権を戦うエル・ファンタズモ。
そんな動向が注目されるファンタズモのインタビューが先日公式サイトよりアップされた。
このインタビューは無料にて掲載されているのでぜひ読んでいただければと思う。
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このインタビューの中でファンタズモは多くのことを語っているが、
今後の展開を占ううえでも気になる部分は以下であろう。
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――ジュース・ロビンソン選手とジェイ・ホワイト選手はあれからAEWで「BULLET CLUB Gold」として活動しています。それについてどう思いますか?
ファンタズモ そのことに関してはすごく葛藤したよ。フィンレーがBULLET CLUBからすべてを追い出した。でも、イシモリとKENTAはフィンレーの味方になった。俺は、今回追放されたメンバーたちはBULLET CLUBで自分たちらしいことができていたと思っていた。「俺たちがこの10年間でBULLET CLUBを特別なものにしたぞ!」って感じでね。そして、いまやすべてを奪われて、ジェイとジュースはAEWで「BULLET CLUB Gold」を再結成して……。
自分もBULLET CLUBから離れて、いまフレッシュなスタートを迎えたいと思う一方で、俺の仲間たち、ジェイとジュースがAEWでやっていることも同時に理解できるんだ。俺たちには“そういう繋がり”がまだある。ただ、俺にはこのニュージャパンの新しいBULLET CLUBと反りが合わないんだ。ジェイやジュースがAEWでやっていることには満足しているよ。けど、いまの俺のフォーカスはフィンレー、イシモリ、KENTAであり、それがいまの日本で起きていることだ。
ただ、みんな知っての通り、このあとは『FORBIDDEN DOOR』(AEWと新日本プロレスの合同興行)のシーズンだ。俺はそこで何が起きるかはわからないし、ジェイにも何が起こるかわからないし、フィンレーも何が起きるかわからないし、誰も何が起きるかわからないと思う。でも、“何かが起きる予感”がするんだ。
この部分はインタビュアーが現在AEWでバレットクラブゴールドを立ち上げ
活躍しているジェイ・ホワイト、ジュース・ロビンソンについて質問した部分だ。
そしてファンタズモはその答えの中で彼らとのつながりを明言している。
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自分もBULLET CLUBから離れて、いまフレッシュなスタートを迎えたいと思う一方で、俺の仲間たち、ジェイとジュースがAEWでやっていることも同時に理解できるんだ。俺たちには“そういう繋がり”がまだある。
またそのつながりは今月末に開催されるAEWとの合同興行である
FORBIDDEN DOORにつながっていくかもしれないことを示唆している。
これらの発言を総合すると今後合同興行に向け、
新日本プロレスのバレットクラブとAEWのバレットクラブゴールドが
何らかの形で交わっていく可能性が高いといえそうだ。
4月の両国国技館大会でバレットクラブを追放されたファンタズモは
その際AEWでジェイ・ホワイト達と合流することも考えられたが、
彼は5月のレスリングどんたくに姿を見せ、
新日本プロレスでフィンレーに報復することを選択した。
しかし今回のインタビューでジェイ・ホワイトとの関係を公言したということは
このまますんなりと新日本プロレス本隊で活動するというわけではないのかもしれない。
今後最も考えられる展開はドミニオンのフィンレーとのタイトルマッチで
何かが起こるということだが、
もし本当にジェイ・ホワイトが登場することなどがあれば、
それは確実にFORBIDDEN DOORでの全面戦争につながることになるだろう。
はたしてバレットクラブをめぐる問題はまもなく行われるドミニオンで
大きな進展を見せるのか?
我々ファンにとっては目を離せない一戦となりそうだ。