(当記事執筆後、以下のニュースが発表となりましたが、
そのままの状態でアップさせていただきました。)
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先日緊急事態宣言が6/20まで延長することが決定し、
その中でプロスポーツなどのイベントは
平日は制限付きの有観客での開催が認められた。
しかし週末は引き続き無観客での開催を求めるということだ。
ここから考えると来週6.6大阪で行われるドミニオンが
有観客で行われることが出来るのかは極めて微妙な情勢であると言えるだろう。
それに対し当記事執筆時点(5.29午前)では
新日本プロレスからの公式なアナウンスは発表されていない状況だ。
6.1後楽園大会以降のカードもいまだ未発表であることを踏まえると、
現在さまざまなことを協議しているということかもしれない。
ここまででも先月の二大スタジアムマッチが
すでに延期となった新日本プロレス。
それにより展開の修正を余儀なくされたことだろう。
その上今回のドミニオンまで延期となれば、
前半に予定されていたビッグマッチがほぼ開催できないこととなる。
今後を考えればそれは避けたいところだろう。
現時点での公式サイトのチケット状況を見てみると、
今も販売は継続しているようである。
はたして有観客での開催は叶うのだろうか。
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もし大阪城ホールの興行を無観客で行うとなれば、
運営的にみてもダメージは相当なモノだろう。
10万人とも言われるワールド会員がいるとはいえ、
興行収入はやはり収益の大きな柱である。
それが全く見込めない中開催を強行するのか。
今新日本プロレスはそのあたりを協議しているのではないだろうか。
大阪城ホールのレンタル料を見てみると、
プロスポーツでは週末の場合当日だけで400万程度かかるとのことだ。
(準備日がある場合は別途費用が必要)
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これに加え、その他の諸経費を考えれば1大会としては莫大な経費が掛かるだろう。
それでもあえてビッグマッチ仕様での開催に踏み切るのか、
正式な新日本プロレスからの発表を待ちたいと思う。
本来なら緊急事態宣言延長決定後、
すぐに無観客開催や延期などの発表があってもおかしくないところだが、
そう簡単に決断できないのは、プロレスがプロスポーツの側面とともに
エンターテイメントの側面も持ち合わせているからだろう。
基本新日本プロレス(他団体もそうであるが)はシリーズのビッグマッチに向け、
全てのベクトルが向けられ興行が行われていく。
そしてビッグマッチでその展開を終え、次の展開が始まるという流れである。
そう考えると2大スタジアムマッチが延期となった今、
上半期の展開を完結させるためにも、
ドミニオンは実施する必要に迫られているとも言える。
個人的にはドミニオンに関しては、
観客の有無はわからないが開催されるのではと思っている。
この状況下我々ファンに出来ることは少ないが、もし出来ることがあるとするならば、
それは決まったルールに則り、全力で応援することだろう。
おそらく週明けにも発表されるであろう、公式アナウンスが待たれるところである。