開催まで残り1週間となったドミニオンだが、
当記事執筆時点ではいまだカードは発表されていない状況である。
また緊急事態宣言延長の影響で有観客での開催も不明瞭な部分が残るが、
なんとか無事に開催してほしいところだ。
そんな混沌としている状況であるが、新日本プロレスはしばしの休息を挟み、
6.1後楽園大会からRoad to DOMINIONが開始される予定である。
このシリーズは6.6大阪城ホール大会を含めわずか4大会だが、
今後の展開を占ううえで重要なシリーズと言えそうだ。
そこで今回の記事ではそのドミニオンを含め、
どのようなカードや抗争が組まれそうなのか?
そのあたりについて書いていきたいと思う。
まず決定的なカードは、先日に後楽園大会でIWGP戦線への復帰を宣言した
オカダカズチカが出場するIWGP世界ヘビー級新王座決定戦だろう。
対戦相手の有力候補はこちらも声をあげ続けている鷹木信悟となるが、
すんなり組まれるのかどうかはいまだ未確定である。
ドミニオンまでの3大会で他の選手も加えたトーナメントを
行う可能性も噂されているがはたしてどのような決着を見るだろうか。
どちらにせよオスプレイの王座返上により空位となった至宝のベルトの
新王者が間もなく決まることは間違いないところだ。
個人的には前回の記事にも書いたが、
オカダがその座に就くのではないかと考えている。
↓
6.6ドミニオンのメインで勝利し、大会を締めくくるのは
やはり新日本の象徴と言えるオカダカズチカなのか?
もしくは上昇を続ける鷹木信悟なのか? 楽しみで仕方がないところである。
また連日抗争を繰り広げている飯伏幸太vsジェフ・コブによる
SPシングルマッチもこのドミニオンで組まれることは間違いないだろう。
現在の勢いはコブゴェという新たな武器を手にしたコブが有利な状況だが、
前王者として飯伏幸太も負けられないところである。
飯伏幸太の価値を考えると、もしコブがこの試合に勝利すれば、
一気にIWGP世界ヘビー級王座挑戦も見えてくるのではないだろうか。
盟友のオスプレイが無念の返上となったタイトルをコブが戴冠すれば
UEの勢いは再び加速することになるだろう。
そう考えるとこの大舞台でコブが勝利しても全く不思議ではないはずだ。
またIWGPタッグ選手権もタイチの復活が間に合えば、
間違いなくドミニオンで行われることになるはずだ。
長きにわたる抗争の決着がようやくここでつくことになるだろう。
そしておそらくタッグ戦線は今後新たな展開へと進んでいくはずである。
これまでにない新たなチームの登場を期待したいところだ。
最後はやはりこのカードだろうか。
それは先日内藤哲也が挑戦を表明したLIJとCHAOSによる
NEVER6人タッグ選手権である。
内藤哲也の初参戦により一気に注目度が上がったこのタイトルマッチだが、
はたしてどの会場で組まれることになるだろうか。
通常このタイトルは後楽園ホールクラスで行われることが多いが、
内藤哲也が登場することを考えると、
ドミニオン、もしくはその前の大田区大会での開催もあり得るだろう。
もし大田区大会での開催となれば、このNEVER6人タッグが
メインイベントで組まれる可能性もあるかと思う。
こちらも開催場所も含め発表が待たれるところである。
ここまで駆け足で今後の展開を予想してみたが、
まずはドミニオンが無事に開催されるのかどうかが心配である。
世間の情勢を踏まえるとどうしようもないことは理解できるが、
一プロレスファンとしてはぜひ有観客で開催できればと思っている。
おそらく近日中にカードを含め公式に発表があるはずなので、
今は無事開催が出来ることを期待し待つことにしようと思う。