昨日、今年前半の総決算となるドミニオンが終了した新日本プロレス。
現在の段階ではその後のスケジュールとして、
6.14からKIZUNA ROADが、そして7.10からはSUMMER STRUGGLEが発表されている。
まずここから考えられることは、夏の大会にG1という冠がないところを見ると
今年も年間最大シリーズであるG1は秋に開催されるということだろう。
また同じリーグ戦としては、昨年同時開催となったBOSJ、WTLがあるが、
今年も現状BOSJのアナウンスがないところを見ると、
昨年同様のスケジュールである可能性が高そうだ。
つまり2021年の新日本プロレスも、昨年同様オリンピック開催の影響で
秋以降に各リーグ戦が実施されることが濃厚である。
ではそこに至るまでの夏の期間、新日本プロレスはどのように進んでいくのだろうか?
まず来週早々には新しいシリーズとしてKIZUNA ROADが始まる。
このシリーズはいくつかの大会で地方開催はあるが、
基本的に後楽園ホールや関東近郊を中心にしたシリーズである。
また通常新日本プロレスが行うビッグマッチと
呼ばれる会場での大会は行われない。
(最終戦は後楽園ホール)
よってこのシリーズはタイトルマッチが組まれることなく、
次のシリーズへつながる抗争が中心となっていくのかもしれない。
そしてその次のシリーズは昨年も開催されたSUMMER STRUGGLEとなるが、
ここではビッグマッチが数多く組まれている。
開幕戦となる札幌2連戦(7.10、7.11)
そして大阪府立体育館2連戦(7.22、7.23)と名古屋大会(7.24)
がビッグマッチとして発表されている。
おそらくこれらの大会でKIZUNA ROADで展開された抗争の決着となる
タイトルマッチが行われることになるだろう。
またSUMMER STRUGGLEと言えば、昨年8.29に行われた
神宮球場大会を思い出さずにはいられないところだ。
あの花火をバックにした内藤哲也のエンディングは
プロレス史に残る名シーンと言っていいだろう。
今年もその再現を期待したいところだが、現在発表されているのは
8.1の後楽園大会までとなっており、その先のスケジュールは未定だ。
しかしこの後楽園でシリーズが完結するとは考えにくいので、
かなり高い確率でその先にビッグマッチが開催されるかと思われる。
その会場が延期された2大スタジアムマッチとなるのか(横浜・東京ドーム)
もしくは神宮などの別の会場になるのかは、
オリンピックでの使用状況もあるので現在調整中ということかもしれないが、
関東以外の会場(スタジアム)も含め是非とも実現してほしいところだ。
夏の締めくくりとしては昨年の光景を見ると野外球場での大会が
ベストかと個人的には考えているが、
これは今後の新日本の発表を期待して待ちたいと思う。
さて現段階でもすでに約1年半近くにわたり
コロナ禍の影響を受けている新日本プロレス。
これは新日本プロレスに限ったことではないが、
その影響はいろいろな意味で大きなものであることは間違いない。
しかしそんな中でも数多くの興行、そしてビッグマッチを開催し、
ファンに提供してくれている新日本プロレスには感謝しかない。
当ブログでは引き続きそんな新日本プロレスを
微力ながら応援していきたいと思う次第である。