3.17新日本プロレス後楽園ホール大会のメインで行われたNJC準々決勝で
内藤哲也戦に勝利し、LIJを電撃離脱したSANADA。
この件に関しては先日の記事で取り上げたのでそちらもご覧いただければ幸いだ。
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当然これに対する内藤哲也の反応が気になっていたところであるが、
試合当日はノーコメントで会場を後にした。
そんな内藤哲也であるが翌日に行われた静岡大会の試合後、
前日のSANADAの離脱劇についての自身の見解を口にした。
いかにそれを記載するので、まずはそちらをご覧いただければと思う。
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ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンっていうユニットは、入ることは難しいけど、出ることは簡単。だって俺は出たいという人間を引き止めるということはしないから。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンから離れることを決めたSANADA。別にいいんじゃない? 好きにすればいいよ。
でも、SANADAが言ってた『もう倒したから内藤と一緒にいる意味はない』って言葉には、ちょっと疑問かな? だって彼は、『NEW JAPAN CUP』1回戦で倒したタイチのユニットに参加するんでしょ? 内藤は倒したからもう一緒には闘わない。でも、タイチは倒したけどこれから一緒に闘う。ちょっと矛盾してない? もしSANADAが内藤と同じユニットじゃトップに立てないって思ってるんだったら、もうこれからずっと3番手、4番手なんじゃない?
だって、鷹木信悟って男を見てみろよ。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに合流して以降、ずっとタイトル戦線に絡んでるよ? 俺が思うに、輝ける人間っていうのはどこに行っても輝ける。輝けない人間はどこに行っても輝けない。俺はそう思うぜ。カブロン!
元々、去る者は追わずの姿勢を見せていた内藤哲也なので、
SANADAのユニット離脱には理解を示していたが、
その理由である、『倒した内藤と一緒にいる意味はない』という部分には苦言を呈していた。
なぜなら今回SANADAはタイチのいるJust5Guysに移籍したわけだが、
今回のNJC1回戦ではそのタイチに勝利している。
つまり今回SANADAは
ユニットのリーダーに勝利したといって抜けたわけだが、
同じくNJCで勝利したリーダーがいるユニットに参加する。
その矛盾を内藤哲也はついているわけだ。
いかにも内藤哲也らしい切り口だが、
こちらに関してはまさに正論と言えるところだろう。
そして内藤哲也はコメントの続きでこのようにもSANADAに対し
メッセージを送っている。
『俺が思うに、輝ける人間はどこにいても輝けるし、輝けない人間はどこに行っても
輝けない。』
これはLIJ加入後もタイトル戦線に絡み続けている鷹木信悟を例にとっての
発言であるが、これもまた正論と言える見解だろう。
新日本プロレスという熾烈な弱肉強食の世界では、
まさにどこに所属しているのではなく、何をファンに見せ続けるか、
そして何をファンに発信続けるかが重要である。
それを身をもって知っている内藤哲也だけに、
この言葉はSANADAにも届いてほしいところだが、
はたしてこれらの内藤哲也の言葉を受け、SANADAはどのような反応をみせるだろうか。
内藤哲也とSANADA。
他団体時代はライバルと呼ばれ、LIJでの7年間の時を経て、
再び向かい合う二人の今後の展開はいったいどうなるのか?
引き続き追いかけていきたいと思う。