STAY HOMEが求められている今、ファンの楽しみは
やはりいろいろなプロレスの映像を見ることであろう。
そんなわけでこの週末も何かいいものが無いかと
新日本プロレスワールドをザッピングしていた。
その中で今回は直近のビッグマッチである大阪城ホールのメイン、
内藤哲也対KENTAの試合をチョイスしてみた。
まずは煽りVTRだが改めて見てみると、クオリティが高く惹きこまれるものがあった。
当時KENTAが巻き起こしていた賛否両論渦巻く行動を思い出した次第だ。
たった数か月前の事なのにかなり昔に感じてしまうのはプロレスロスのせいだろうか。
試合に関しても十分に楽しめるモノであったと思う。
序盤はどちらが間を支配するのかという攻防で5分程度組みあわないという
展開であったが、両者のスタイルを考えるとこれはアリだろう。
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またこの試合のポイントは二つあったと思う。
まず一つ目はジェイの乱入、そしてそれを阻止するヒロム(BUSHI)というところだ。
ジェイに関しては、直前のドームでのICタイトルマッチでの因縁、
ヒロムとしては試合後の内藤哲也とのシングルマッチの流れを汲んでいる。
時間を経過し改めて見てみると、このような新しい発見もあり面白いところだ。
もう一つのポイントは内藤哲也の大流血だろう。
内藤哲也の魅力の一つは刹那的な危うさであると思うが、
それが大流血したことと相まって、ゾクゾクしたファンも多かったのではないだろうか
流血後の内藤哲也が見せる表情や動き一つ一つがこの試合をさらに昇華させた。
勝利した後倒れこみながらKENTAに何か話しかける姿や、上から見下ろす姿などは
内藤哲也が持つ色気が爆発している場面であると思う。
(出典:新日本プロレス公式)
そして試合後のヒロムとの絡みはこの大会のもう一つのメインイベントだ。
運命に導かれし二人が10年越しの師弟対決をついに実現させる。
この場面に立ち会った大阪城ホールのファンはもちろん大歓声だ。
そしてこれを画面越しに見ていた私も大いに興奮したことを記憶している。
(出典:新日本プロレス公式)
残念ながら今はコロナ禍により、上記の状態ですべてが止まっている。
旗揚げ記念日大会で実現するはずだった、この師弟対決も宙に浮いたままだ。
再開に関する公式なアナウンスが無い中、皆さんも自分だけのベストバウトを
新日本プロレスワールドから探してみてはどうだろうか。
改めて見てみると、そこにまた新たな発見があるはずだ。
(新日本プロレスワールド リンク先)
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