親和性。この言葉を辞書で調べると以下のような意味が出てきた。
『物事を組み合わせた時の相性の良さ。結びつきやすい性質』
上記の意味の通り、プロレスとSNSは非常に親和性が高いと言えるかと思う。
理由はいろいろあるかと思うが、
その一つはプロレスが持つドラマ性ではないだろうか。
SNSで言えば、ツイッターやブログなどは文字で何かを伝えるツールである。
その文字に起こすという作業とドラマ性は極めて密接な関係であると思う。
当ブログは基本的に毎日更新しているのだが、当然筆が進むとき、進まない時がある。
やはりテーマにドラマ性があると、書きやすいことは事実である。
一つの試合、一人の選手のことを書いていても、
その背景に想像をかきたてるドラマがあれば伝える側もつい熱が入る。
またTwitterも背景にあるものが大きいほど、活発に展開されるものである。
それがいいか悪いかは何とも言えないが、KENTAを見れば良くわかるだろう。
よく考えれば昔から活字とプロレスは非常に相性がいいものであったと思う。
私が昔よく見ていたころはまさに活字プロレスが全盛時代と言われていた。
その頃のことを覚えているファンの方も多いことだろう。
そしてしばらくプロレスから離れていた時期があったわけだが、
数年前に帰ってきたときには、当時あった媒体の多くは姿を消していた。
そう考えると、今プロレスをツイッターやブログなどで語ることは、
活字プロレスが形を変えて蘇ったともいえるだろう。
それも現在は限られた記者だけではなく、誰でも自分のプロレスを語れる時代である。
また現在は我々ファンだけではなく、レスラー自身もSNSを駆使している。
そこで自分の想いを伝えたり、告知などを行っているわけである。
それらを目にされたことのある方は多いことだろう。
(以下、主要選手ブログ)
今、興行が開催できないこの時期だからこそ、
このようなSNSを使った発信は重要であるかと思う。
折に触れ、視覚的にプロレスに触れるのは、
興味、関心を維持するためにも必要不可欠であると思う。
これが選手からの発信もなく、ファンからも同様に発信がなければ、
きっとあっという間に興味が薄れ、
いざ再開となっても多くのファンが離れているだろう。
そんな状態にならないためにも、この高い親和性を活かし、
双方向からどんどん発信をするべきであると思う。
双方向からの活発な発信があれば、それを見たこれまで興味がなかった層の方も
これを機にファンになってくれるかもしれない。
またレスラーからの発信と言えば、最近はYouTubeが盛んに行われている。
私自身もよく見ることがあるが、非常に良い試みであると思う。
今は高橋ヒロムと矢野通だけが個人チャンネルを持っている状態だが、
他のレスラーも積極的に活動を広げていけば、プロレスに興味を持つ間口が
大きく広がっていくだろう。
今、重要なことは再開の時に向け、できることをどんなことでも行い、
プロレスの灯を消さないことであると思う。
そんな思いも込めて、当ブログも日々更新を続けていきたいと思う。
新日本プロレス NJPW 内藤哲也 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン L・I・J キャップ 帽子(ブラック×ホワイト)
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。