先日、公式サイトにて内藤哲也のインタビューがアップされた。
一部は無料でもご覧いただけるので、ぜひ読んでいただきたいと思う。
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全体を通しての感想は、久しぶりに内藤哲也らしい正論が聞けたというところだ。
ということは、今回のインタビューは大変楽しめるということである。
今、内藤哲也は2冠王者として何を考えているのか。
今回はそのあたりについて書いていこうと思う。
このインタビュー内でも語られていることだが、
内藤哲也は2冠王者をも達成した今、
自身が立てた目標を全て達成した状態だ。
これをもって多くのファンは、
『ゴールを迎えてしまったのでは』、『一区切りついたのでは』
という思いをもっていることは事実だろう。
つまり語弊はあるが、今が頂点であとは落ちるだけ。。。と思っているわけである。
周りのこのような声をもちろん内藤哲也は察知しており、
そのような人に向けて、こんな言葉を発している。
『余計なお世話だ』
これはいかにも内藤哲也らしい言葉だろう。
世間の声に唾を吐いてこそ内藤哲也である。
この言葉を聞くと、まだまだ制御不能っぷりは健在であると言えるだろう。
では内藤哲也が見据える、これからの具体的なプランとはどのようなモノだろうか？
まずは2冠王座を一つと考えず、別々に防衛戦を行うというモノがあるだろう。
これは戴冠直後から言い続けていることであるが、前回のKENTA戦、
また中止となったが両国でのタイトルマッチでは2冠戦となっており、
いまだ実現は果たせていない。
もし別々でのタイトルマッチが実現すればこんなことも実現が可能となるだろう。
開幕戦でIC、最終戦でIWGPというような、1シリーズでの2つのタイトルマッチ。
ロスインゴメンバーとの同門対決、そしてロスインゴ同士の前哨戦。
ファンにとっては堪えられないプランが実現できる。
このようになれば内藤哲也にとっては負担はかかるが、もともとすべての大会に出て、
お客様に今の自分を見せたいという強い意志を持った選手である。
彼にとっても本望であるというところだろう。
またもう一つファンに必ず見せたいものがあるはずだ。
そう、それは惜しくも中止になってしまった高橋ヒロムとのシングルマッチだ。
そして今内藤哲也は、それを最高の舞台で実現したいと考えている。
最高の舞台とはもちろん、来年の新春東京ドームメインイベントである。
そしてそれを実現するための、内藤哲也のプランはこうである。
高橋ヒロムがBOSJで優勝し、自身はG１で優勝する。
そして2冠王者且つG1優勝者として、ヒロムをチャレンジャーに指名する。
ハードルはかなり高いものであるが、これがもし実現すれば、
ファンは狂喜乱舞することになるだろう。
1シリーズでの複数のタイトルマッチ、そしてヒロムとの頂上決戦。
つまりまだまだ内藤哲也にはやるべきことがたくさんあるということである。
一区切りついたわけでも、ゴールにたどり着いたわけでもない。
むしろ再開後からが、2冠王者としての内藤哲也のスタートではないだろうか。
そしてさらには再開後のプロレス界を牽引するという立場でもあるわけだ。
まだまだ制御不能なカリスマには落ち着く暇はないということだ。
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
