当記事が更新される日はちょうど両国大会が行われる予定であった日だ。
しかし皆さんご存知の通り、この春のビッグマッチも中止となってしまった。
そしてコロナウイルスの影響により、延期が決定した東京オリンピック。
執筆時点では、延期時期は未定である。
これで今年はもちろんのこと、
来年の新日本プロレスの
興行スケジュールにも大きな影響が出てくるのだろう。
すでに発表があったものでは、
今年G1は初めて開催を秋に移行し行うことになっている。
これはおそらく元に戻すことは難しいだろう。
そして来年にオリンピックが延期で行われるとなれば、
それに伴いG1は2年連続で秋開催として行われるのではないだろうか。
ドーム以外では最大の集客数を誇るシリーズが、最も影響を受けそうな情勢である。
では今年の今後のスケジュールは、どのようになっていくのだろうか。
まずは以下の公式サイトのスケジュールで、詳細をご確認いただきたい。
(公式サイトスケジュールはコチラ↓)
現状を整理すると中止になったシリーズ、大会は
旗揚げ記念日大会、NJC、SAKURA GENESIS(両国)である。
そして現在発表されているのは、
どんたくシリーズ(4/12以降より開始予定)、BOSJ、G1(9月開始)*8月MSG
となっている。
恒例のシリーズで未発表となっているのは、ディストラクションシリーズ、
そしてWTL、ジュニアタッグリーグというところだろうか。
G1が終わるのが10月半ばということなので、翌年のドームに向けては、
いつもと時間軸が大幅に違う。
となるとドームに向けての盛り上げを考えると、
ディストラクションシリーズが年末に向けて組み込まれるのではないだろうか。
そして通常ではその期間に組み込まれるタッグ系のシリーズが、
夏に前倒しされるかと考えるのが順当なところだろう。
これは以前にも書いたが、ドームのカードに関わらず、
タッグシリーズができるので、出場選手の幅も大いに広がるはずだ。
これまで出場しなかったエース級の選手も可能となることで、
大いに盛り上がるのではないだろうか。
そして今回の延期決定で夏の間使用不可能であった、
首都圏の大会場が物理的に空くようになると思われる。
(契約がどうか不明なので、実際に使えるのかはわからないが)
もし契約上、首都圏の会場の今年の使用が可能であるなら、
中止分をそこで実施することができるのではないかと思った次第だ。
中止分すべてを行うことは難しいかもしれないが、
いくつかの大会場でスペシャルなシリーズを組むことができれば、
一定の損失の補填は可能ではないだろうか。
そしてそれは何より、ファンが喜ぶことである。
今後の調整などは大変困難であると思うが、実現すれば大変うれしい話である。
とここまで想像でいろいろなことを書いてきたが、まずはオリンピックがいつ実施されるのか、
そしてコロナウィルスの影響での自粛がいつまで続くかが見えなければどうしようもない話ではある。
少し話はそれるが、これは皆さんも思っていることだろうが、
国や行政側の対応が遅いという事実がある。
そしていまだ明確な基準というものが見えないという事実もある。
そんな対応の決断の遅さの影響を受けるのは、
一般企業、そして一般市民である。
一刻も早い決断と行動を願うばかりだ。
新日本プロレス NJPW ライオンマーク クラシック ラグランTシャツ(レッド)
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。