先日、予想されていたこととはいえ
新日本プロレスから衝撃的なニュースが発表された。
それは開催が間近に迫っていた、
横浜スタジアムと東京ドームの
二大スタジアムマッチ延期というニュースであった。
これは緊急事態宣言延長の決定を受け、興行収支を考えれば
新日本プロレスとしてもやむを得ずという判断かと思う。
しかし今回の中止は今後の展開に大きな影響を与えることは事実だろう。
では今回の2大スタジアムマッチ延期を受け、
新日本プロレスの今後のスケジュールはどうなるのだろうか?
今回の記事ではそちらについて考えてみたいと思う。
まず現時点でのスケジュールを見てみると、
5.8~11の後楽園大会、そして前述した5.15横浜スタジアム、
5.29東京ドーム大会が中止、延期となっている。
しかし5.22愛知大会、5.24~5.26の後楽園3連戦の中止のアナウンスはなく、
もしこの4大会が開催できれば、その後予定されている6.1・2後楽園、
6.4大田区大会と合わせ、6.6ドミニオン大阪城ホール大会まで7大会の開催が可能だ。
もしこのスケジュールが実現できれば、ドミニオンに向けての
ストーリー展開が可能となりそうだ。
あくまで大会開催の可否は状況を見てということだろうが、
新日本プロレスとしてはこのように考えているのではないだろうか。
よって今後ドミニオンに向けストーリー展開するのなら、
本来2大スタジアムマッチで行われていたカードは
ここに集約されることになるだろう。
そう考えるとドミニオンのメインカードは必然的に
オスプレイvsオカダカズチカのIWGP世界ヘビー級タイトルマッチとなる。
これはおそらく間違いないだろう。
また現在から1か月先ということも考えれば、
5.4福岡で延期となったジュニアのタイトルマッチ、
デスぺvsYOHの対決も行うことが可能となるはずだ。
そう考えると上半期の総決算としてヘビーとジュニアの頂点を争う戦いが
大阪の地で開催されることは決定的と言えそうだ。
またその他のタイトルマッチもこのドミニオンで見ることが出来そうである。
ジェイが保持するNEVERのタイトルマッチ、
そしてGoDが保持するIWGPタッグのタイトルマッチ、
両タイトルとも挑戦者(NEVER=フィンレー、タッグ=タイチ・ザック)
が明確に見えていることを考えると、
このドミニオンで実現するのではないだろうか。
ここまでをまとめると二大スタジアムマッチの延期の余波を受け、
ドミニオンはタイトルマッチが数多く開催されることは間違いないなさそうだ。
しかしそもそもだがこのドミニオン自体の開催も予断を許さない状況である。
大阪は全国的に見ても感染者数が多く、危険な状態が続いている。
1か月先とはいえ、状況が沈静化している保証はないことを思えば、
ドミニオンも開催は不明瞭であると言えるだろう。
新日本プロレスとしても難しい判断を今後も迫られるかと思うが、
なんとか無事に開催できればと祈るばかりである。
今後2週間新日本プロレスの大会が行われないことが決定してしまったが、
この間を利用し過去の試合や推しの選手の見るなど、
新日本プロレスワールドで楽しむことは可能だ。
私もそのようにこの期間を過ごし新日本プロレスへの熱を持ち続けたいと思う。