今回の結果はブシロード効果なのか
まずは上の記事をご覧いただきたい。
昨年新日本プロレスと同じグループ会社となった、女子プロレス団体スターダムの
9周年記念日大会が後楽園で開催され、過去最高の動員をマークしたという記事だ。
記事によるとここ最近の周年記念興行は900人程度の動員であったとのことだが、
今回は初めて立ち見席を販売するなど、ほぼ倍近くの観客を動員した。
ブシロード傘下となり初めての周年記念興行ということだが、
早くもその効果が表れてきたということだろうか。
以降ではどのような部分が具体的に変わったのか考えて見ようと思う。
(以下関連記事)
ブシロード傘下となって変化したところ
まずは地上波のキー局ではないが、BS日テレとMXテレビにて定期放送が始まっている
やはり認知という部分に於いては、テレビの力はまだまだ必要であろう。
自身も何度か見てみたが、やはり選手が試合をしている映像を実際に見ることは、
飛躍的に認知度や興味が上がることを実感した。
皆様も一度はご覧いただければと思う。
続いては部分的な活動ではあるが、新日本プロレスとの連携であろう。
現在のトップどころの選手とはまだ未接触だが、引退した元レスラーや
第三世代などとはコーチを含め、積極的に連携している印象だ。
やはりそうすることにより、記事などで目に触れることが
飛躍的に増えたと感じている。
そのような記事が出ていればプロレスファンであれば、必ず目に留まるだろう。
これも事実自分が体感していることである。
このようにどんどん露出を高めて、俗に言う『刷り込み』が恒常的に
行われていると言えるだろう。
そしてもちろんWK14への参加も大きな要因の一つだ。
上記の一連の流れがあり好感触があったのだろうか、一気に攻めてきた印象を感じた。
反発も予想されるところであっただろうが、経営陣としてはまずやってみようと
賭けに出たのだろう。
自身の感覚となるが、参加に関しては大きな反発はなかったと思う。
結果的にこのアクションも大きな認知向上の一翼を担ったと言えるだろう。
また木谷オーナーが一つの指標としていたツイッターのフォロワー数も5万を
突破したことを念のため書いておく。
(以下、スターダムツイッター)
これからの目標
まず直近の目標と言えば、4月の大田区体育館大会を成功させることだろう。
以下はその詳細である。
ちなみに大田区の可能動員数は今回後楽園でマークした1600人のおよそ倍程度である。
すなわちあと3か月程度でこの人員を動員出来る仕掛けを施さないといけないわけだ。
そのためにはやはり選手層の充実ということは避けて通れないだろう。
今も女子プロレス団体では、動員数、売上とともに選手層も一番と言えると思うが、
別の視点でみるとそれでは後楽園規模が現状のMaxであるとも言えるだろう。
現在もニュースなどを見てみると、現在の女子プロ界ではネームバリューがある選手が、続々と参戦、また参戦を表明しているようである。
(以下参考記事)
まずはこれらを起爆剤にし、すでに興味を持っているファンを獲得し、
リピーターにする必要がある。
そしてその先にあるのは新日本プロレスでも展開した、さらなる大量の露出からの
『流行っている感』を生み出すことにあると思われる。
今その存在を知らない層、つまり『世間』にどれだけ訴求できるかが、
大田区大会成功には必要となるはずだ。
買収後、自身もかなりスターダムに対して興味が出てきたので、
新日本と同様に今後も追いかけていこうと思う。
こう自分が感じたということは、すでにブシロードの
仕掛けに乗っているということかもしれないが。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。