5.28幕張メッセ大会を終え、リーグ戦も残り2戦となったBOSJ29。
個人的には先日開幕したばかりという感覚だが、
実際はもうあっという間に最終盤を迎えたわけだ。
このあっという間という感覚は、
それだけ大会が盛り上がり充実しているからこそ感じることかと思う。
その盛り上がりの大きな要因は、やはり3年ぶりの単独開催、
そして世界中からバラエティーに富んだ20名の選手が参加したことが挙げられるだろう。
新鮮なメンバーが素晴らしい戦いを見せる。
やはりこれこそがファンを惹きつける原点ということが証明された形だ。
そんな大きな盛り上がりを見せるBOSJであるが、
それは各大会の観客動員数という目に見える数字にも顕著に表れている。
以下は昨年との動員数比較となっているので、まずはそちらを確認いただければと思う。
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BOSJ観客動員数
2021年 2022年
① 11.13後楽園 696 → 5.15愛知 1541
② 11.15後楽園 572 → 5.17山形 629
③ 11.18長野 549 → 5.18宮城 936
④ 11.21愛知 1735 → 5.19青森 857
⑤ 11.24後楽園 673 → 5.21青森 1720
⑥ 11.27神奈川 988 → 5.22秋田 1025
⑦ 11.29後楽園 634 → 5.24後楽園 1215
⑧ 12.3埼玉 623 → 5.25後楽園 1104
⑨ 12.5静岡 756 → 5.26後楽園 1015
⑩ 12.8愛媛 518 → 5.28千葉 1095
⑪ 12.11兵庫 890 → 5.29大田区 ?
⑫ → 5.31富山 ?
⑬ 12.15両国 3215 → 6.3武道館 ?
(5.29午後執筆時点)
昨年はWTLとの共同開催、そして時期や試合数、開催地なども違うので
若干の誤差はあるかと思うが、ここまでの動員数は明らかに昨年を上回っていると言える。
もちろん昨年とはコロナによる規制の違いはあるが、
観客動員という部分に関しては完全に底を打ったと言っていいのではないだろうか。
では残りのBOSJ29のチケット状況はどうなっているだろうか。
当記事アップ時点ではすでに終了しているが大田区大会はこのような状況だ。
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BEST OF THE SUPER Jr.29 – 東京・大田区総合体育館 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
公式サイトによると前売り段階でアリーナ席は完売、
そして1階スタンド席も完売となっている。
またリーグ戦最終戦となる富山大会は以下のような状況である。
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BEST OF THE SUPER Jr.29 – 富山・富山産業展示館・テクノホール西館 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
こちらは前売り段階でロイヤルシートが完売であるようだ。
ここから考えるとこの2大会も多くのファンが現地を訪れるということだろう。
最後にシリーズ最終戦となるビッグマッチ、日本武道館大会の状況を見てみたいと思うが、
現在は以下のような状況である。
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BEST OF THE SUPER Jr.29 – 東京・日本武道館 2022/6/3 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
金曜日という平日のため、まだ完売の席はないようだが、
この大会はジュニアだけではなく、新日本プロレスオールスターの登場が告知されている。
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よって今後正式にカードが発表されれば、
さらにチケットの動きは加速されることは間違いないだろう。
これは私だけの感覚ではないと思うが、
現地観戦したときや映像を通してみるときも、
やはり空席が目立つ会場の光景を見ると寂しさを感じてしまう。
プロレスは観客もエンターテイメントの一部とよく言われるが、
満員の会場の光景も興行を盛り上げる大きな要素と言えるだろう。
あとは近い将来に解禁が予想される声援が加われば、
より動員数も戻り、盛り上がりも爆発的に増すことになるだろう。
ここにきて復活の兆しが見える新日本プロレス。
コロナ禍以前の光景を取り戻すのはもう間もなくのはずだ。