3.7大田区大会で1回戦が全て終了したNJC2022。
1回戦が終わった感想としては、今年は番狂わせがなく
有利と思われていた選手が順調に勝ち進んだ印象である。
そしてその2回戦は3.9後楽園大会から始まり、
今週末の3.13尼崎大会まで続いていく。
以前の記事で3.9後楽園大会のカードに関しては書いたので、
今回の記事ではその他のブロックの注目カードについて書いていきたいと思う。
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個人的にこの2回戦で最も気になるのは3.13尼崎大会のメインで行われる
高橋ヒロムvs鈴木みのるの戦いである。
このビジュアルを見てもわかる通りこの二人は全てが好対照と言える二人である。
特にこの二人は戦う階級も違うため、本格的に戦ったことはおそらくないはずだ。
だからこそファンはこの異次元対決に期待するわけだが、
プロレス王とジュニアのカリスマは我々にどのような戦いを見せてくれるだろうか。
一筋縄ではいかない二人の戦いは要注目であることは間違いないだろう。
そして次に注目しているカードは連日プロレス界をざわつかせている
バレットクラブ対決となるEVILvsタマ・トンガの戦いである。
先日、現在のバレットクラブ問題の発端となる、
裏切りのブレードランナーをジェイ・ホワイトから喰らい、
騒動の渦中の人であるタマ・トンガがここから登場する。
しかも相手はこれも同じバレットクラブ、そしてHOTを率いるEVILだ。
この組み合わせで何も起こらないと考える方が不思議と言えるカードである。
先日の大会後のコメントでEVILはタマに対し怒りを表明していることを考えると、
普通に考えれば二人は決別することになるだろう。
そうなると必然的にEVILはジェイ・ホワイト側にということになるが、
HOT自体はバレットクラブ内で独自の路線を貫いているので、
この戦いをもってEVILがジェイ側につくとは限らないだろう。
またタマにはおそらく邪道がセコンドにつくはずだが、
邪道自身表立ってこれからの立ち位置を表明しているわけではない。
複雑な人間関係が渦巻くこの戦い。
はたしてどんな戦いが展開され、試合後どんなコメントが発せられるのだろうか。
バレットクラブ問題の行方を占ううえでも重要な戦いとなりそうだ。
そして最後はこのカードをピックアップしたい。
それは3.12愛知大会で行われるオスプレイvsELPの戦いである。
圧倒的なスキルとポテンシャルを持つこの二人の戦い。
階級の違いはあるがファンを魅了する壮絶な戦いとなることは間違いないだろう。
オスプレイがジュニア時代には数々の激闘を繰り広げてきたが、
立場を変えた二人が今どんな戦いを見せてくれるのか。
一般的に考えればオスプレイが有利かと思うが、
現在繰り出すことを躊躇しているサドンデスがここで発射すれば、
ELPにも勝利の目が出てくるだろう。
この新日本プロレス屈指のハイフライヤー同士の戦いは
一瞬たりとも目を離してはいけないだろう。
さてここまで個人的に見たい2回戦のカードを3つ挙げてみたが、
はたしてファンの予想を覆す番狂わせは起こるだろうか。
当記事をご覧の皆さんも試合当日まで今後の予想を楽しんでもらえれば幸いだ。