インタビューで語ったこれまでのすべて
(出典:新日本プロレス公式)
先日、公式サイトに初代2冠王者である内藤哲也のインタビューがアップされた。
一部は無料にて公開されているので、ぜひ皆様もお読みいただければと思う。
今回は前半ということなので、今後後半もアップされるはずだが、
今回のインタビューで目の病気のことやこれまでのことをかなり克明に語っている。
大変興味深い内容となっているので、今回はそちらについて書いてみたいと思う。
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深刻であった目の状態
今回のインタビューで目の状態のことを詳細に語っていたのだが、
手術する前の内藤哲也の目の状態はかなり深刻であったようである。
リングのロープが6本、相手の選手の数や目の数も倍に見えていたようだ。
そして両国の会場は2階までだが、なんと3階に見えていたとのことだ。
これは眼球を支えている3本の筋肉のうちの1本が麻痺したことによる。
今回はそれを治すために手術したわけだが、それがまたかなりエグイ手術だ。
その内容は眼球を切っていた。目の筋肉を一つに縛ったなど、想像を絶する。
そんなこともあり、手術までの内藤哲也は大きなファンを抱きながら戦っていた。
言葉を封印した大きな理由はここにあったわけだ
しかし今回の手術をしても100%になることはないらしい。
内藤哲也が言う『今の俺を見せたい』という言葉は、
『もう俺は終わるかもしれない』という覚悟の裏返しというわけだ。
引退を考えたレスラーは強い理由
また内藤哲也はこうも語っている。
『引退を考えたことのあるレスラーは強いかもしれない』と。
これは高橋ヒロムにも該当することだが、いつ終わるかわからないと考えると、
これまで以上の覚悟が備わり、全力を日々出し尽くそうとするだろう。
残された時間がどれだけかわからないわけであるから、より限られた時間で、
何かを成し遂げてたいと思うのは当たり前のことであろう。
ここで全力を出さなければ、いつ出せるのかわからないわけであるから。
今回のWK14で内藤哲也は2冠王座を、そして高橋ヒロムはIWGPジュニア王座を
戴冠したわけだが、二人には後がないと考えた男の強さがあったということだろう。
2人の刹那的な魅力には、こんな裏側があったわけである。
内藤哲也が見た、オカダカズチカと飯伏幸太の差とは
今回の1.4のメイン、オカダカズチカと飯伏幸太のIWGPヘビー級タイトルマッチを
内藤哲也はモニターでしっかりと確認していたらしい。
戦前より内藤哲也は、『理想も予想もオカダ』と語っていたが結果はその通りとなった
その試合を見ていて内藤哲也は、オカダと飯伏の間に差を感じていたらしい。
その理由はオカダから漂う『余裕』であったとのことであろう。
これは会場が東京ドームということも大きな理由らしい。
ここからは想像だが、オカダは東京ドームを、そしてそのメインを何度も経験している。
つまりドームの全てを知り尽くしていると言えるだろう。
一方の飯伏は東京ドームのメインは初めてであるはずだ。
当然飯伏にも緊張感があったと思うので、それが余裕というモノを奪っていたのかもしれない。
つまりこの東京ドームでの経験の差が、内藤哲也の言う余裕の正体ではないだろうか。
今回書いた以外のことも、インタビューにて内藤哲也は語っている
下記にスマホサイトのリンク先を張っておくので、皆様もぜひご自身の目で確認して
いただければと思う。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。。