ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

WK14に向けての各タイトルの展開

2冠以外のタイトルの動向は?

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

現在WTLを開催中の新日本プロレス。

今シリーズが終わると、年内残すは12月のRoad to TOKYO DOME のみとなる。

(アメリカにて2試合あり。)

 

もちろんドームに向けての主役は、2冠戦線ということになるのだが、

それ以外のタイトルの動きも、ダブルドーム超満員に向けては、

重要な要素となるであろう。

 

現在実施が決定しているカードは以下となっている。

 

1.4

IWGPヘビー級選手権 オカダカズチカ対飯伏幸太

IWGPインターコンチネンタル選手権 ジェイホワイト対内藤哲也

IWGPジュニアヘビー級選手権 ウィルオスプレイ対高橋ヒロム

 

1.5

IWGPヘビー級・インターコンチネンタル ダブルタイトルマッチ

IWGPヘビー級王者対インターコンチネンタル王者

 

IWGPジュニアタッグ選手権

石森太二・エルファンタズモ対SHO・YOH

 

つまり2冠関連とジュニア以外は、まだ不透明ということだ。

今回は残りのタイトル戦線を中心に書いていこうと思う。

 

IWGP USヘビー級

IWGPUNITED STATES

(出典:新日本プロレス公式)

 

現チャンピオンは10.14両国での王者決定戦でジュース・ロビンソンを破った

ランス・アーチャーだ。

 

諸般の事情でシングルプレイヤーとなったランスだが、G1で圧倒的な怪物性を見せ、

上記のジュース戦や、初防衛戦となったフィンレー戦では、

圧勝という言葉がふさわしい形で勝ち名乗りを挙げている。

 

まさに現在は手の付けられない状態であり、負ける姿が想像できない。

年内は防衛戦が組まれないと仮定すると、次のタイトルマッチは

ドームということになるだろう。

 

その器の大きさや、今のランスの状態を考えればふさわしい相手は

この男しかいないのではないだろうか?

 

『ジョン・モクスリ―』

無念の返上で前チャンピオンとなってしまったこの男しか考えられない。

ジョン・モクスリー

(出典:新日本プロレス公式)

 

東京ドームという大きい器で、ランスとモクスリ―の対決となると、

これはもう楽しみしかない試合だ。

もちろんルールはノーDQマッチ(*反則裁定のない試合形式)しかないだろう。

 

この二人がドーム中を使い、繰り広げる戦いはまさに世界規模の戦いである。

アメリカでの知名度が高いモクスリ―とランスの試合となれば、

海外のファンに向けても良いプロモーションとなるであろう。

 

また来年度からますます本格化すると思われる、海外戦略だが、

このUSヘビーのベルトを核とするのではないかと思う。

そちらにむけても、もし実現すれば世界が注目する一戦となるはずである。

 

NEVER無差別級選手権

 

NEVEROPENWEIGHT

(出典:新日本プロレス公式)

 

これは推測の域を出ないが、IWGP、ICが2冠という名のもと、1つにまとまるのならば、

このNEVERのベルトは、トップ数名以外のレスラーで争われる、

2番手のベルトになるのではないだろうか?

 

ご存知の通り、現在2冠を争っている選手は新日本のトップ4、

オカダ、飯伏、ジェイ、内藤である。

 

2冠が統一されたとしても、

展開の中心はこの4選手であることに変わりはないだろう。

 

そこにアクセントとして、棚橋弘至、EVIL、SANADAなどが加わってくるということになるかと考えられる。

 

つまりNEVERは上記以外の選手が争い、価値を上げていくことが求められる。

 

これまでのNEVERは良い意味では自由に、悪く言えば雑に扱われてきた歴史がある。

 

現在も2番手グループでの争いという側面が出てきているが、

今後はその側面がより色濃くなると思われる。

さらに独自性を出すことが出来れば、タイトルの価値も上がるのではないだろうか。

 

さて現在のNEVER王者はKENTAであるが、試合のみならず、

コメントやSNSなどでも注目を集め、いよいよ新天地でも存在感を増しつつある。

 

そして今そのKENTAと抗争が始まりつつあるのが後藤洋央紀だ。

少し前までは2冠を目指すと豪語していたのだが、11.3大阪でKENTAの乱入も

あってジェイに敗れてからは、どうやらその照準をKENTAに向けたようである。

 

結局、後藤はNEVERなのかという声も聞こえてくるが、ここは触れないでおこう。

おそらくタイトルマッチが組まれるであろうが、ドームまでに行われる可能性もある。

個人的な意見としては、KENTAが持っていた方がファンは楽しめるかと思う。

 

 

IWGPタッグ

 

IWGPTAG TEAM

(出典:新日本プロレス公式)

 

現在行われているWTLの優勝者がドームで、

現チャンピオンGOD(タマ・トンガ、タンガ・ロア)

に挑戦することは確実であろう。

 

最近のGODは国内のみならず、海外での防衛戦も増えている。

GODの海外での人気の高さもあるが、もしかするとこのベルトも、

海外戦略の重要なパーツになるということだろうか。

 

さてタッグ王座で良く言われることは、ベルトの価値というところである。

新日本は元来シングル至上主義であるため、どうしてもタッグのベルトは、

軽く扱われているように思う。

 

そしてもう一つは、タイトルマッチのマンネリ化である。

ここ2年程、一部の期間を除きほぼGODとEVIL・SANADA(以下、イビサナ)

がチャンピオンということになっている

 

そして今年のWTLにも、この2チームはエントリーしている。

通例で行くとGODの優勝は厳しいと思われるので、今年もイビサナかとの声は多い。

事実公式サイトで行った優勝者アンケートでも断トツの1位である。

 

もしこの通りになると、次のドームもGODとイビサナということになってしまう。

もしそうなれば、ぜひファンの想像を超えるような闘いを見せて欲しいと思う。

 

タマ・トンガのみならず、タンガ・ロアも覚醒しつつあるGOD、

そしてシングル戦線でそれぞれ存在感増したEVIL・SANADA。

この両チームならきっと想像を超える戦いを見せることが出来るはずであるはずだ。

 

今回はドームでの戦いが決まっていない3つのタイトルについて考えてみた。

ドームでどのようなカードが組まれるのか楽しみだ。

 

では今回も最後までお付き合いありがとうございました。

 


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