史上初の偉業への踏み台。
(出典:新日本プロレス公式)
10月27日の後楽園ホール大会にて、とうとう内藤哲也が口を開きました。
以下はリング上でのコメントです。
「オイ、タイチ。シングルマッチ、やるに決まってるだろ?お望みどおり、
逆転の内藤哲也、そして! 史上初の偉業への踏み台にしてやるよ、カプロン!」
依然、バックステージではノーコメントを貫いてますが、
ファンとしては久しぶりに内藤哲也の声を聞くことが出来ました。
スマホサイトの日記で、内藤哲也が何度も書いていた、
『諦めない気持ち』を
ついに言葉にしました。
(その記事はコチラご覧ください)
11.3大阪まで残りわずかですが、一気に機運が高まってきたと言えるでしょう。
逆転の内藤哲也、見せていただきましょう。
喜ぶタイチ
内藤哲也のこの行動にタイチは以下の発言をしています。
タイチ「へっへっへ、(折れたマイクスタンドを見ながら)こんなんするまで力いっぱい殴りやがって。ここまでする意味が、あいつがここまでした意味が……へへへへ。言ったよな? (東スポの岡本記者に向かって)てめえ友達だから聞いたよな? 言ったな、あいつ。やるんだな? よし、それでいいんだよ、内藤。最初っからよ、今日の一撃といい、試合中の顔。がむしゃらさ。懐かしいな。昔、俺が初めて新日本プロレスに出た頃、初めての対戦相手はお前だったな。言ったよな、俺に。『新日本プロレスで一番下っ端の俺がタイチを倒してやる』って。あいつは俺に向かって言ったよ。俺を殺すような目でな。それが戻ってきたな。そうでなくちゃいけねえ。その内藤に、その本気になった内藤に勝ってこそ俺の次が見えるんだ。楽しみだ、本気になった内藤哲也。もう何回やったかわかんねえ、4回、5回、6回……。本気の決着つけようぜ」
(引用:新日本プロレス公式)
本気になった内藤哲也と戦えること、そしてやっと反応があったことは、
タイチにとって嬉しいことなんだなと伝わってきます。
内藤哲也とジェイの抗争の時に、『好きだから壊したい』
とありましたが、タイチもまさにそのような気持ちではないでしょうか。
これで残りの前哨戦が、ますます楽しみになってきたと思います。
内藤哲也からの答を聞いたタイチは、どんな手を打って来るでしょうか?
今年だけでも複数回、抗争している二人ですが、
毎回、抗争の中身が違うので何度でも見たくなる対戦です。
これもやはり二人は本質的に似ているからこそでしょう。
制御不能を取り戻した内藤哲也
10.27 後楽園大会で内藤哲也が選んだ選択肢は、
『反則負け』でした。
タイチのマイクスタンドで攻撃したのち、ディスティーノを決め、
KOした姿を皆さんもご覧になったと思います。
(見逃した方はコチラのリンクでワールドへ)
https://njpwworld.com/feature/timeline
そのアクション、そのたたずまいはまさに、ロスインゴ初期当時の
内藤哲也の姿であったように見えました。
またこの姿こそが、SNSの反応などを見ても、内藤哲也ファンが
見たかったものであると感じました。
もしかすると、人気が出すぎたため、ベビーになりかけていた内藤哲也に、
ファンは不満、不安を持っていたのかもしれません。
そしてそれが少しづつほころびとなっていた可能性は否めません。
原点回帰ともいえる、制御不能な行動をおこなうことは
内藤哲也の答え、覚悟といえるでしょう。
『こんな内藤哲也を久々に見たかった』という声は、
ファンの正直な気持ちでしょう。
何か壊れていきそうな雰囲気があった、ロスインゴにとっても、
このリーダーの決意は、BUSHIの挑戦表明とともに
良い影響を与えることになるはずです。
内藤哲也、そしてロスインゴの制御不能な姿を、今後も楽しみにしています。
最後に
大阪までノーコメントかと思われた内藤哲也からの発言により、
この試合の勝者は、IC次期挑戦者となるはずです。
そしてこれで逆転の2冠王獲得への道が、内藤哲也にもよりくっきりと
見えてきたことでしょう。
それは同時にタイチにも言えることです。
これでもし内藤哲也に勝利すれば、こちらも逆転の2冠王が見えてきます。
(1.6大田区で3冠を狙うとも発言しています。)
11.3大阪で笑うのは、
制御不能なカリスマか
愛を捨てた聖帝か
運命の決戦まで待ったなし!
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