昨日東スポにてこのような記事がアップされたのだが、ご存知だろうか。
それは来年1.4東京ドームのメインを賭けたファン投票を行うのか?というニュースだ。
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この記事によると、このファン投票の出処は会社からではなく、
一部という表現がなされている。
おそらくこれは一部のファンということかと思うが、
10年ぶりにあのファン投票が本当に行われるのだろうか。
前回ファン投票が行われたのは2014年の1.4東京ドームのメインを賭けたものだが、
その対象はIWGPヘビー級選手権のオカダ・カズチカvs内藤哲也と
インターコンチネンタル選手権の中邑真輔と棚橋弘至であった。
これは会社主導で行われ、みなさんもご存知の通り結果はICの中邑−棚橋戦であった。
つまり敗れたのはオカダ−内藤ということになるが、
10年の時を経て、今回はその敗れた二人が争うことになるかもしれない。
今回もしファン投票が行われるとすれば、
その対象はIWGP世界ヘビー級選手権のSANADAvs内藤哲也。
そしてスペシャルシングルマッチのオカダ・カズチカvsブライアン・ダニエルソンである。
それに対する内藤哲也の言葉はないが、当記事内でオカダはこのようなコメントを残している。
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僕が『やってもいいんじゃない?』って言うなら分かるんですけど、お客さんの方がそう言い始めてるんじゃないですか?
10年前ですよね、ちょうど。10年前に負けた者同士、やりますかやっぱり新日本はIWGPの戦いがメインであってほしいというのがあるので、ブレないでほしいなとも思いますね。でも、まあ…やるならやりますよ。やるだけやってもいいんじゃないですか
これを見る限り基本的に肯定のようだが、
個人的にはこの呼びかけの対象に違和感を感じている。
今回オカダが呼びかけているのは挑戦が決まっている内藤哲也であり、
現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAではない。
よく考えると王者不在でこのような展開が進むことはおかしい話だが、
この展開にそう違和感を感じないのは、オカダと内藤哲也という構図と
言葉は悪いが王者SANADAの存在感、重みが欠けているという部分だろう。
これまでも王者のSANADAは新日本プロレスの景色を変える、
つまりオカダ、内藤時代からの変革を掲げているが、
ファン目線でいくとそれを感じている方はそう多くないかと思う。
SANADAにとってはなんとも厳しい現実であるが、
これを乗り越えてこそ、さらに上のステージに上がることができるはずだ。
この問題に対し内藤哲也がどう答えるのかももちろん注目だが、
それ以上にSANADAが自分不在で話が進んでいることにどう思っているのかに興味がある。
そのSANADAの返答次第でファンの評価も変わるかと思うが、
いったいどのような言葉をファンに伝えるのだろうか。
突然降って湧いたこのドームのメインを賭けたファン投票問題。
はたしてその結末はどうなるのだろうか。