昨日、4.29鹿児島大会のメインイベントで行われた王者SHOと
挑戦者DOUKIによるIWGPジュニアヘビー級選手権。
その戦いは予想通り両軍が入り乱れた戦いとなったが、
最後はHOTの悪の連携が上回りSHOが王座の防衛に成功した。
これでSHOはBOSJ前最後のタイトルマッチ防衛に成功し、
王者としてBOSJに臨むこととなり、またこの日最後に乱入し、
勝利のきっかけをつくった成田蓮は5.4福岡大会でIWGP世界ヘビー級王者である
ジョン・モクスリーに挑戦する。
もし来たる福岡大会で成田蓮が勝利すれば、新世代で初のIWGP世界ヘビー級王者となり、
ヘビー級、ジュニアヘビー級両方の頂点のベルトがHOTへと集まることとなる。
この新日本プロレスを席巻するヒールユニットにベルトが集まることは
いろいろな意味で避けなければいけないと感じるファンも多いかと思うが、
今の勢いを見れば、そのような光景が生まれる可能性は大いにあるだろう。
リーダーのEVILも”真社長”を名乗り、新日本プロレスを俺の会社と言っているが、
両階級のタイトルを制圧すれば、それも口だけではなくなるかもしれない。
はたしてこの極悪ユニットが新日本プロレスを制圧する日が来てしまうのだろうか。
彼らが厄介なところは介入など勝利のためには何でもありの戦法で来ることはもちろん、
そのようなことをせずとも勝利できる実力があるということだろう。
なぜなら現メンバーで言えば、大ベテランのディック東郷、金丸義信を除けば、
他のメンバーは新日本プロレスの生え抜きであり、各世代の実力者が
揃っているからだ。
現在はそのキャラクターで隠されている部分もあるが、
ベースの実力も高いだけに勝利を奪うことは難しいことは事実だろう。
そしてこの日防衛をはたしたSHOは東スポ紙上でこんな構想をぶち上げている。
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【新日本】Jr.王者SHO 盟友・成田蓮とIWGPシングル独占後は「1試合3万円のPPV」強行へ | 東スポWEB
1試合3万のPPVという前代未聞の構想であるが、
こんな横暴を阻止する次の挑戦者はBOSJで生まれるだろうか。
5.4福岡のタイトルマッチとともに注目しておく必要があるだろう。