ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】棚橋弘至は新たな領域へ足を踏みいれるのか

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(出典:新日本プロレス公式)

 

新日本プロレスのエース 棚橋弘至。

 

 

そのエースに関する記事を少し前に書いたが、

このWTL中に気になる新たな動きがあったので、

今回はそのことについて書いていきたいと思う。

 

(前回の棚橋弘至の記事はこちら)

www.hi-jyapw.com

 

 

上述したこのWTL中に起きた気になる動きというのは、

リーグ戦で対戦した二人の選手からの棚橋に向けての

挑発という名のエールと言えるものである。

 

 

その二人の選手とは石井智宏、そして鷹木信悟である。

まずはその二人のコメントをご覧いただきたい。

 

(石井智宏)

それから棚橋。いつまでサポート役に徹してんだ、この野郎! お前が表に出てこんかい、オラ! そしたら、潰してやるからよ。いい子ちゃんでいんじゃねえぞ

 (引用:新日本プロレス公式)

 

 

(鷹木信悟)

ただよ、俺は戦前、SNSなんかでも言ってるが、ウソじゃないぜ、棚橋弘至! オイ、チョットおとなしすぎじゃないか、オイ? ええ? 俺はオイ、棚橋弘至って、他団体いる時は、もっとすげぇレスラーって聞いてたぜ。棚橋弘至、こんなもんじゃねぇよな。NEVER(のベルト)とかそんなの関係なしに、俺は純粋に棚橋弘至と。なあ、新日本来て3年目だ。シングルやったことねぇんだ。

 (引用:新日本プロレス公式)

 

 

図らずしもNEVERの申し子と言える二人が、

ここにきて棚橋弘至に対し挑発を始めている。

 

 

これは単なる偶然なのだろうか。

いや、この動きはきっとWK15へ、

そしてその先につながる動きであるかと思う。

 

 

単純に考えれば、今鷹木信悟が持つNEVERのベルトをめぐる

戦いとなりそうだが、鷹木信悟がベルト関係なしにという

発言をしているところを見るとそれとは違う路線なのだろうか。

 

 

話は少しそれるがこれまでの棚橋弘至は、文字通りエースであり

オカダが台頭する以前はIWGPヘビーの象徴でもあった。

 

 

それ以降も形を変えながら、時の王者やトップスターである、

オカダカズチカ、ケニー・オメガ、内藤哲也などと戦いを繰り広げてきた。

 

 

つまりこれまでの棚橋の主戦場はIWGPヘビーを筆頭とする、

新日本の最前線であったということだ。

 

 

しかし今回の展開はこれまでとは大きく趣が変わる流れだ。

今回棚橋を挑発してきた、石井、鷹木は新日本のトップ級で

あることは間違いないが、IWGPヘビーを争う位置にはいないことは事実だ。

 

 

またNEVERのベルトも石井や鷹木を筆頭とした戦いで

その価値を飛躍的に高めているがIWGPと同ランクとは言えないだろう。

 

 

つまり棚橋がもしこの戦いに突入することになれば、

それはタイトルにもあるように、

新たな領域へ足を踏み入れるということになると言えるだろう。

 

 

ただこの組み合わせだけを見れば、かなり新鮮なカードである。

石井智宏と棚橋弘至、そして鷹木信悟と棚橋弘至。

 

 

この二つのカードともこれまでシングルでは

ほぼ戦ったことがないカードであるはずだ。

 

 

もしこの抗争が実現すれば新日本が誇る二人の名勝負製造機によって

棚橋弘至の新たな魅力が引き出されるかもしれない。

それは棚橋弘至にとっても今後へつながる転機となる可能性がある。

 

 

しかし棚橋弘至は新日本のエースである。

また現役でいる限りはトップを目指すことを常々公言している。

 

 

つまりこの展開は棚橋の本意ではないということになる。

よって棚橋はこの流れに抗おうとするのではないだろうか。

 

 

しかし棚橋が今テーマを失っていることも事実である。

この生まれつつある展開を逃せば、

いよいよ東京ドームの出場は風前の灯となるだろう。

 

 

さあ、棚橋弘至はこの与えられたテーマに対し、

どのような答えをだすだろうか。

 

そして我々ファンは、3人の武道館以降の動きに

注目しておかなければならないだろう。

 

 

 


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