ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】ブシロード・木谷会長が激白 日本のプロレスを世界一に!!

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news.goo.ne.jp

 

 

少し前の話となるが、6月19日付で新日本プロレスのオーナーでもある

木谷高明氏がブシロードグループの代表取締役会長に就任した。

各方面でニュースとなったので、すでにご存知の方も多いことだろう。

 

 

その就任に合わせ木谷オーナーが東京スポーツのインタビューを受けたのだが、

その内容が非常に興味深いモノであったので、

今回の記事にて取り上げたいと思った次第である。

 

 

創業者として一歩退いていた立場であった木谷オーナーが

再び代表取締役となった真意はどこにあるのか。

 

 

そして新日本プロレス、またスターダムをどのように

牽引していくのかなどを記事より考察しこれより書いていきたいと思う。

 

 

目次

 

 

会長就任の意図

 

本インタビューで木谷オーナーは、

ブシロードグループ会長就任の意図を次のように語っている。

 

今まで現場にくっついてコンテンツを盛り上げるということを

やってきたんですけど、今回のコロナの件は大きなピンチであり

大きなチャンス。もうしばらくしたらチャンスの面も出てくると

思うので、グループ各社を大きく伸ばせるように頑張りたい。

そのことが結果、新しいこと、面白いことができて、

エンタメを伝えることができるんじゃないかなと。

(引用:東京スポーツ)

 

 

そして会長就任に際し変化することとしては、このように語っている。

グループとしては今まで以上に陣頭指揮を執ります。

現場寄り、コンテンツ寄りだったけど、新しいことをやりやすいので。

プロレスに関しては大きく変わることはないと思います。

(引用:東京スポーツ)

 

 

上述した言葉から考えてみると、これまでの一歩引いた立場ではなく、

よりグループ全体の指揮に関与するために復帰したと言えるだろう。

さらに言うと、木谷オーナー自身の影響力をより強めるための人事とも言える。

 

 

そこで気になることはやはりプロレスというコンテンツに、

どう携わるのかということだが、

これはあまり変化しないと語っている。

 

 

つまり新日本プロレスに関しては、これまで同様

現場の意見を尊重し運営していくと思われるが、

 

 

 スターダムに関しては、新たな展開を作る必要があると思われるので、

これまでよりは関与していく方向かもしれない。

 

 

インタビューの最後に発言している、男子も女子も世界一にするためには

木谷オーナーの力は欠かせないモノであるはずだから。

今後、両団体からは今以上に目を離してはいけないということである。

 

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3~4年後に来る新日本の本当の黄金時代

 

またインタビュー内で今度の課題は?という質問に対し、

このような答えを述べている。

 

 

日本人選手の次の世代が出てくる、育てるのが一番だと思う。

そこさえ出てくれば、3〜4年後に新日本の本当の意味での

黄金時代ができるんじゃないですかね。

 (引用:東京スポーツ)

 

 

これは今後の課題という部分での質問であったが、

木谷オーナーの考えでは、今が新日本プロレスの黄金時代ではなく、

 

 

新たなスターさえ出てくれば3~4年先が

本当の黄金時代であると述べているわけである。

 

 

今以上に盛り上がっている新日本プロレス。

ちょっと想像がつかないが、より世間を巻き込んだ

ムーヴメントを想定しているということだろう。

 

 

仮に5年先のことを考えると、おそらく現在のトップの序列は

大きく様変わりしていることだろう。

 

 

5年先となると内藤哲也や飯伏幸太、そして鷹木信悟などの

現在のトップクラスは40歳を超え、

現在の棚橋弘至と同じような年齢となる。

 

 

そして棚橋弘至に至っては、現在の第三世代あたりの年齢となり、

完全にベルト戦線からは後退している立場であると予想される。

 

 

つまり5年後は現有のトップクラスが最前線での活躍が難しい年齢となる、

過渡期にあたる時期と言えそうである。

 

 

そこで必要なことは彼らに代わる次世代のトップスターとなる選手たちだ。

今の年齢で言うなら20代~30代前半の選手たちということになるだろう。

 

 

つまりオカダカズチカを筆頭とする世代の台頭が望まれるということだ。

現在でもトップであるオカダカズチカは、勤続疲労が心配であるが、

5年後でもまだバリバリのトップに君臨していることだろう。

 

 

このように考えると、若くしてチャンピオンとなり

すでにトップの風格しかないオカダカズチカの凄さが

改めてわかるというモノである。

 

 

オカダカズチカがやり切ったと考え、別の道を選択しない限り、

今後も彼が新日本プロレスを牽引していくことだろう。

オカダさえいれば大丈夫という言葉はまさにその通りであると言えよう。

 

 

しかし木谷オーナーの言う、『本当の意味での黄金時代』を作るには、

オカダカズチカ以外のスターも必要である。

そしてその立場はオカダと対立軸にあることが理想であるだろう。

 

 

その座を掴む筆頭候補は、やはり現在のトップ4でもある

ジェイ・ホワイトであるかと思う。

 

 

現段階でも完成度が高いと言われているジェイであるが、

5年後でもまだ30歳前半という若さも持ち合わせている。

つまり彼の伸びしろはまだまだ余白があると言える。

 

 

今後さらに進むと思われる海外に戦略に向けても、

ジェイは重要なキーパーソンとなるだろう。

 

 

これからもオカダの対立軸になるべく、

スーパーヒールとしての道を究めてほしいと思っている。

 

 

しかしジェイがいつか新たな道を選択する可能性も

少なからずあるのではないかと思う。

 

 

現時点では本人も否定しているようだが、

先のことは誰にもわからない。

よってそのことも考えつつ人材を育てていかないといけない。

 

 

それが現有勢力の選手の中から出るのか、

もしくは今はヤングライオンや若手と

呼ばれている選手から出るのか。

 

 

振り返ると新日本の歴史は退団や裏切りの繰り返しであったかと思う。

これまでの幾多の出来事があったことは往年のファンの方であれば、

ご存知の事かと思う。

 

 

しかし誰かがいなくなれば、それを補うかのように新星が登場する。

それももう一つの新日本の歴史の側面である。

 

 

木谷オーナーが言う3~4年後の本当の黄金時代には

一体誰が頂点に君臨しているのだろう。

 

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まとめ

 

 

このインタビュー内で木谷オーナーは、

上述したように男子、女子とも世界一にすると語っている。

 

 

これは新日本プロレスのみならず、

スターダムもそれ相応の場所に引き上げるということであろう。

 

 

会長就任と前後して、実はもう一つの格闘技ブランドである、

KNOCKOUTを他社に事業譲渡したのだ。

 

 

 

(以下関連記事)

knockout.co.jp

 

 

運営会社であるブシロードファイトは上記のKNOCKOUTのほかに、

スターダムも運営しているブシロード傘下のグループ会社である。

 

 

下記の記事内にもあるが、この動きはリソースをスターダムに集中し、

更なる発展を目指すための戦略と言えるだろう。

 

(関連記事はコチラ)

news.livedoor.com

 

 

それだけ木谷オーナーもスターダムに対し思うところがあるということかと思う。

そしてスターダムでは中断期間中に様々な出来事もあった。

そんなこともありスターダムへの気持ちがより強くなったのかもしれない。

 

 

その結果スターダムが大きくなり、そして番組のキャッチフレーズのように、

世界にはばたく存在となれば、きっとあの選手も喜んでくれるはずだ。

 

 

今後も新日本プロレスともに、スターダムに関しても

追いかけていきたいと改めて思った次第である。

 

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 (出典:スターダム公式)

 

P.S

本日19時よりNJC2回戦2日目放送!!

 


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