(出典:新日本プロレス公式)
本日7月3日金曜8時より新日本プロレスが
34年ぶりに生中継で試合を放映する。
コチラに関しては先日行われたテレビ朝日の
定例会見でも言及された。
(そちらの関連記事はコチラ)
↓
そしてそれと前後して、新日本プロレスの木谷オーナーも
東スポのインタビュー内で以下のように語っている。
今回の無観客でテレビ朝日さんとの絆も深まったと思いますし、プロレ
スも再評価されたと思ってます。2〜3年後に特番でもいいから
ゴールデンタイムを目指したいなという気持ちはあります。
(引用:東京スポーツ)
これらの話を総合すると、これまでの新日本プロレスの躍進が評価され、
テレビ朝日内の新日本プロレスというコンテンツの価値が高まっている
ことは確実であると言えるだろう。
また今回のコロナ禍の中でテレビ朝日との関係が強化されたと、
木谷オーナーも語っている。
これらのこと、つまりコンテンツとしての価値の向上、
そしてテレビ朝日との関係強化は今後の新日本プロレスの
更なる発展に向けて必要不可欠なことであるかと思う。
ではこの部分で新日本プロレスが、
目指すべき目標とは何だろうか。
それはやはり、地上波ゴールデンタイム
での定期放送となるだろう。
つまり今バラエティー番組などが放送されている
1時間枠を新日本プロレスが確保するというということだ。
昨今のインターネットの発達により、
テレビの影響力は下がったと言われて久しいが、
やはりいまだテレビ、そして地上波放送
というものの影響力は絶大であると思う。
地上波、ゴールデンタイム、定期放送という
ゴールを目指すためのマイルストーンとして、
まずは木谷オーナーの言う特番でのゴールデンタイム
というところを目指していくべきであろう。
そのためには前回の記事でも書いたが、
世間に響く、つまりプロレス界隈だけではなく、
一般の方も知っているようなスターレスラーが必要となるだろう。
(前回記事はコチラ)
↓
百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者 [ ハロルド・ジョージ・メイ ]
そのためにはやはりプロレスという
大きな輪を内向きではなく、
外向きに広げていかなくてはいけないと思う。
レスラーを知ってもらう入口は、
現代においては多種多様なモノがあるが、
そこからさらにプロレスというジャンル自体に
興味を持ってもらわなければ、
ファン獲得という所までにはいきつかないわけだ。
そのファン獲得のためにはプロレス界の枠を超えた
ビッグイベントなども必要となるだろう。
世間にまで響くようなイベント打ち、
それをあらゆるツールを使い世間にアピールしていく。
そしてその結果多くの新しいファンが新たにプロレスの楽しさに触れ、
その後継続的なファンになっていただく。
これを繰り返していけばきっと今以上のムーブメントを
創っていくことは可能となるのではないだろうか。
そして世間でプロレス、そして新日本プロレスが話題となっていけば、
機を見るに敏なテレビ業界も放っておけなくなるだろう。
常にテレビ界は視聴率の取れるコンテンツを探しているわけだから。
しかし実際にここで挙げたゴールまで
辿り着くには相当な労力が必要だろう。
日本で最もメジャーなスポーツ、
プロ野球でさえ地上波以外に追いやられている現状である。
そして他のスポーツは推して知るべしという所だ。
だがこれを別の視点で考えると、これまで影響力のあったスポーツが、
その影響力を失ったということなので、チャンスであるともいえる。
時代は違うがその昔プロレスが普通に地上波で流れ、
世間に認知されていた時代があったわけだ。
それが現代で不可能と言い切ることは誰もわからないことである。
今日行われる、34年ぶりの生中継がそのきっかけとなればと切に思う。
我々ファンに出来ることは、プロレスは面白いと
これからも伝え続けることであろう。
その生中継は今晩8時スタート!