2.1後楽園大会で電撃的な復活を果たしたジェイ・ホワイト。
早速翌日の大会で変わらぬその実力を見せつけ、
そして試合後のマイクで高らかに最初の目的を表明した。
それはNEVER6人タッグ王座への挑戦表明だ。
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タマ・トンガ、タンガ・ロア、そしてこの俺こそがリアルBULLET CLUBだ! そして、俺たちは次期NEVER6人タッグ王者になる3人だ。CHAOSのバカ野郎ども、分かったか? 俺たちはたったいま、お前たちのベルトに挑戦表明をした。
(引用:新日本プロレス公式)
ジェイとGoDという強力すぎる3人でのNEVER6人タッグへの挑戦表明。
タイトル戴冠の可能性は極めて高いと言っていいだろう。
ではなぜジェイは石井智宏とのシングルではなく、
復帰後最初の標的をこのNEVERのベルトに定めたのだろうか。
それは今回のマイクアピールの中にもある言葉、
リアルバレットクラブというところがポイントではないかと思う。
またパートナーがGoDであるというところも見逃せない部分だろう。
俺たちこそがリアルバレットクラブ。
これは明らかにAEWで展開されている元バレットクラブを意識した言葉である。
またGoDのタマ・トンガもSNSなどで元BC勢に対し嫌悪感を示している。
これらを考えると、今GoDが保持しているIWGPタッグのベルトとともに、
このNEVERのベルトはBC対決へとつながる
通行手形のようなものになるのではないだろうか。
個人的にはそのような展開を大いに期待している。
その流れの中に今月末に行われるUS王座もつながることになれば、
今後AEWとの壮大なドラマが展開できるのではないかと思われる。
昨今の流れを見ても期待を抱かずにはいられないところである。
さてこのイリミネーションマッチの結果を受け、
新日本プロレスはさっそくジェイ関連の追加カードを発表した。
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それは今後のシリーズ参戦と2.11広島大会でのNEVER6人タッグへの挑戦である。
今回のジェイの復活により新日本マットは今後さらに活性化されそうである。
これは現在のコロナ禍で苦しんでいると思われる新日本にとっては
大きなプラス材料となるだろう。
そしてその先に上述した元BC勢との対決が実現したならば、
それは世界を巻き込んだ大きなうねりを起こすことになるだろう。
ジェイ・ホワイトという一人のレスラーが復帰しただけで、
このような展開が考えられるということは、
やはりこの男は一介のレスラーではなく選ばれしレスラーであるということである。
人はいなくなって初めてその存在の重さを知るというが、
今回のジェイの件は改めてそんなことを思い出させてくれた。
巷では長期契約を結んだとも噂されているが、
もしそれが真実ならば我々ファンにとっても、
また新日本プロレスにとっても大変嬉しいことである。
そしてジェイが言うREAL ERAはきっとここから始まるということだろう。
そんなジェイ・ホワイトを今後も変わらず応援していきたいと
改めて思った次第である。