2月1日後楽園ホール大会。その舞台で今年一番のビッグサプライズが発生した。
そのサプライズとは去就が心配されていた、
ジェイ・ホワイトが電撃的に姿を現したという出来事であった。
もうこの出来事は多くのファンの方もご存知のこととは思うが、
今回のサプライズを皆さんはどのように感じただろうか?
個人的なことを言えば、私は嬉しいという素直な感情であった。
それは私自身ジェイが新日本に戻ってくる可能性は
半々くらいではないかと思っていたからだ。
ここまでの我々が見えている情報だけで言うと、
明らかにジェイの周辺で起こっていた動きは、
これまで退団した選手と同じような展開になっていた。
今シリーズの欠場や公式サイトからのプロフィール削除など
退団を示唆するようなことがたくさんあったことは事実だ。
もちろんこれらは新日本(外道・ジェイ)が仕掛けたものである
との各方面で声も上がっていたが、それはファンの希望的観測という
部分も大いにあったかと思う。
つまり多くのファンの想いは、
ジェイには帰ってきてほしい。でも戻ってこないのでは。。
ということであったと思う。
しかしそんなファンの想いを知ってか知らずか、
この日ジェイはKing Switchというこれまでの姿で帰ってきた。
そして今回の登場により、ジェイの新日本からの離脱という
最悪の事態は免れたということは確定的だろう。
我々ファンはこれでやっと一安心できそうだ。
では今回電撃的に復活を果たしたジェイの今後の標的とは
いったいどのようなことであろうか。
最初の標的は今回襲撃した石井智宏であることは間違いないが、
ジェイの目的はおそらく石井ではなくその先にあるかと思う。
そしてその先の目的を示唆するようにジェイはさっそく
このようなコメントを残している。
↓
俺はまだもちろんバレットクラブのメンバーだ。ここにいる俺たちこそが正真正銘のバレットクラブだ。パクリの、Tシャツ売ることしか頭にない再結成で浮かれてる連中とは違う。
(引用:新日本プロレス公式)
明らかにこのコメントは海の向こうのあの団体で行われている、
元バレットクラブの再結成の動きを挑発していると言えるだろう。
ジェイが指摘したその動きとはAEWそしてインパクトレスリングで行われている
THE ELITEとアンダーソン達によるBC再結成である。
そしてこのジェイのコメントは遠くない未来に、
現BC対元BCの対決が実現する
可能性があるということではないだろうか。
そうでなければわざわざ復活の場でこのようなコメントを出さないように思う。
これらの動きを考えると、今後さらに面白い展開が我々ファンに提供されそうである。
もしこの展開が実現するならばアメリカでの対戦が濃厚であると思うが、
ぜひ日本国内でも開催してほしいと思う。
そう思っているのは私だけではなく、多くのファンも同じ思いであるだろう。
では新日本プロレスでの石井智宏の次の標的は誰になりそうだろうか。
順当に考えれば自身をこのような立場に追い込んだ(と思っている)
飯伏幸太ということになるだろう。
現2冠王者が次の防衛戦をクリアすれば、その前にこの男が現れる可能性は
十分すぎるほどあり得ることだ。
ジェイが言う”REAL ERA”を作るには是非とも2冠の称号が欲しいところであろう。
来たる次期シリーズのビッグマッチ、大阪城ホール大会でこの戦いが
行われる可能性は十分にあるのではないだろうか。
そしてもう一つ私が見てみたいのは、内藤哲也との戦いである。
今シリーズはノーテーマで戦っている内藤哲也だが、
新たなテーマを見つけたということをコメントなどで示唆している。
そのテーマがもしこの帰ってきたジェイとの戦いであれば、
LIJファン、そしてBCファン両方にとって、
かなり楽しみな展開が予想されるところである。
今回のドームは3すくみの戦いであったが、
実はこの内藤哲也とジェイとの戦いは実現していない。
そう考えるとこの二人に戦いが始まることも十分に考えられるところである。
さて当記事では今回のジェイの復活について書いてみたが、
私自身改めてジェイが新日本プロレスに残ってくれて嬉しく思っている。
今回のジェイの一連の騒動はどこまでがリアルなのかはわからないが、
全てがプロレスであったとも思えない。
しかしジェイは再びセルリアンブルーのマットに帰ってきた。
我々ファンが出来ることはこの事実をかみしめ、
ジェイに対しブーイングという名の祝福を送るということだろう。
King Switch is back。その事実だけで充分である。
そして記事の最後はジェイの写真とこのコメントで締めたいと思う。
↓
新日本、俺は戻ってきたぞ! どこへも行かない! これは俺の時代だ。ザ・リアル・エラ!
(引用:新日本プロレス公式)