今シリーズ、ここまでノーテーマで戦う内藤哲也をめぐり巻き起こっていた
シングルマッチの争奪戦であるが、ここにきて一つの答えが出たようである。
それは以下の内藤哲也のコメントと辻陽太のツイッターを見ていただければ
よく理解できるかと思うので、まずはご覧いただきたい。
↓
(内藤哲也コメント)
今日もまた……本間から勝利。彼の必死さは、伝わってくるよ。彼の、俺とのシングルマッチを実現したいって気持ちはひしひしと伝わってきてるよ。でも! 俺を振り向かせることはできなかった。もう彼は、ゲームオーバーかな。俺の名前を出していたオーカーンも、棚橋の持つNEVERに行ってしまったんでね。まああと可能性があるとしたら……辻かな。彼のSNSを使っての自己アピール、なんか斬新なものを感じるよね。いいと思うよ、うん。なら、彼の宣言通り5万5千いいね、集めてみろよ。そして俺を、振り向かせてみろよ。
(引用:新日本プロレス公式)
(辻陽太ツイッター)
🔥内藤哲也vs辻陽太🔥
— 辻陽太 (@tsuji_njpw) 2021年2月3日
5.5万いいね でシングルマッチ!?
目指せ5.5万!
よろしくお願いします!
If you want to see the Naito vs. Tsuji ,please like it. It may be achieved with more than 55,000.#新日本プロレス#njpw#njpwworld
現在の流れをまとめると、まず辻陽太が新日本の公式ツイッターで5.5万にの
いいねを集めることが出来れば、内藤哲也とシングルマッチを組んでくれ、
と提案したのだが、それは新日本プロレスに採用されなかったようだ。
そこで辻陽太は会社が動かないなら、自分がやる!ということで、
この5.5万いいねを集める企画を自らのツイッターで行い始めた。
会社に頼らずとも自らの考えの元行動し、結果につなげようと努力する。
これらは現代のプロレスラーに求められる自己プロデュース力と言えるものであるが、
それはプロレスラーのみならず、一般の社会においてもそうであろう。
そう考えると辻陽太は人としても頭が切れ
バランスの取れているのだなと感じた次第だ。
だてに子供が3人いてもおかしくないくらいの
落ち着きを持っていると巷で噂されてはいない。
さて少し話がそれたので元に戻していきたいと思うが、
この展開を見ると、今後はこのツイッターの結果をもって二人のシングルが
行われるかどうか決まるという流れになるだろう。
5.5万いいねとはかなり高いハードルであると思うが、
辻陽太にはぜひこの難問をクリアし内藤哲也との対決を実現してほしいと思う。
また辻陽太はこの内藤哲也との対決をきっかけに、
きっとその先をも見据えていることであろう。
その辻の見据えているものとは、
ヤングライオン卒業につながるメキシコ長期遠征、
そしてその先のLIJ入りというものではないだろうか。
(関連記事はこちら)
↓
ご存じの方も多いと思うが、辻陽太はヘビー級の体躯であるにもかかわらず
メキシコのルチャリブレにあこがれ、修行先の希望地としている。
またメキシコと言えば、そこにルーツを持つLIJということになるだろう。
そのような経緯があってか、辻陽太は内藤哲也を自らのスーパースターと語り、
かつユニット入りを希望している。
そして今回の内藤哲也との一戦がもし実現したのならば、
それは上述した自らの夢へ向かう大きな一歩と言えるだろう。
そして対戦が実現すればそれは会社に認められないながらも、
自ら行動を起こし引き寄せた結果ということである。
それはまさにLIJを自らの行動で世界的ユニットにまで高めた
内藤哲也と規模は違うが同様の思考であると言えるだろう。
そこで当ブログから効果のほどは全く期待できないが、
一つ内藤哲也に提案がある。
もしこの対決が実現し、そして今後辻陽太がヤングライオンを
卒業した際には、ぜひ彼のLIJ入りを検討していただきたいと思う。
たしか以前どこかの記事で、これからは若い選手を育てたいと
内藤哲也は語っていた記憶がある。
まさに辻陽太という男の育成はそのビジョンにも
ピッタリ当てはまるのではないいだろうか。
LIJ6人目となる男は辻陽太であってほしいと思う次第である。