ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】US王座はモクスリーが防衛 そしてオカダカズチカはIWGP戦線への復帰を宣言

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(出典:新日本プロレス公式)


今回の記事では2月27日、日本とアメリカで起こった二つのことについて

書いていきたいと思う。

 

 

まずはアメリカ発の配信番組、NJPW STRONGで放映されたUS王座戦から進めていこう。

KENTAが権利証を獲得してから約半年、実に5回の権利証マッチを経て辿り着いた

モクスリーとの防衛戦。KENTAにとっては感慨深いものがあっただろう。

 

 

その間、KENTAが主戦場としている新日本プロレスとモクスリーが主戦場としている

AEWとの間には大きな変化があった。

 

 

まだ公式には発表されたわけではないが、団体同士の提携が大きく進展したのだ。

これまでアメリカでの新日本の活動は出来なかったと思われるモクスリーだが、

まずNJPW STRONGに乱入という形で登場を果たした。

 

 

そしてその後KENTAがこれも乱入という形でAEWマットに登場した。

その後KENTAはケニーとのタッグで正式に試合にも参戦している。

 

 

それらを経て今回このような形でUS王座がアメリカで開催されることは

ここまでの経緯を考えると大きな進歩であると言えるだろう。

 

 

今回の王座戦、大方の予想はKENTAがモクスリーから王座を奪還し、

今後はKENTAがUS王座の中心となるのではと思われていたが、

その予想を覆しモクスリーが3度目の防衛を果たした。

 

 

この結果から推測するとモクスリーは引き続き新日本マットにも登場し、

また今後AEWとの関係もより進展していくということかと思う。

 

 

今回番組の解説を務めていた棚橋弘至がUS王座挑戦ということをほのめかしていたが、

今後この新日本のアイコン、かつレジェンドがAEWマットに登場ということもあるかもしれない。

 

 

また別の展開としてはAEWでのUS王座戦やAEW勢の新日本マット登場という

流れも期待できそうである。どのような展開に転んでもファンにとっては朗報だ。

こちらに関しては今後の展開に大いに期待したいところである。

 

 

まもう一方、日本で行われた大阪城ホール大会のメインでは

オカダカズチカがEVILを破り、高らかにIWGP戦線復帰を宣言した。

 

 

以下にバックステージコメントを添付するのでそちらをご覧いただければと思う。

そうですね。だってもう、つまんないでしょっていう……2冠戦。なんで誰も口に出さなのかなと。それやっぱ、IWGPがあるからこそ、誰も何も言えないんじゃないかと思うんですけど。結局、2冠戦で楽しんでる2人たちが明日やるだけであって、誰も、何も……もうなんだろうな、統一だとかインターコンチ(ネンタル王座)だけだとか、そんなの関係なく、強いヤツがベルト巻けばいいんですよ。そんな単純なことなのに、なんか違うことで闘って、“それってプロレスなの?”っていう。なんか、だったら普通に、リング上で強い人が好き放題やればいいじゃんっていう。僕はそう思いますし、なんかそれでお客さんも戸惑ってるのもあると思いますし。まあ、強い人がチャンピオンなわけですから。もう、散々なんですよ。そういうもので。ただでさえこういう状況で、いろいろと不満がある中で、ベルトの、プロレスでもそういう不満が溜まるよいうなことをしててもしょうがないですし。それは今回、僕もそうですし、また別の、IWGP、その2冠の闘いに対してもそうだと思いますし。(そんなこと)関係なく、強い人がチャンピオンなんですよ。まあ別に僕は統一だろうとインターコンチだけだろうと、僕は知ったこっちゃないですけど、チャンピオン……そしたら、強ければ『NEW JAPAN CUP』優勝して、IWGP(ヘビー級のタイトルマッチを)闘って、強ければチャンピオンになるだけですから。まあ、そこに向かって、やっぱりみんながプロレス終わって“楽しかったね”っていうようなプロレスをしていきたいと思います

(引用:新日本プロレス公式)

 

このコメントを要約すると、

今の新日本は面白くない、だから俺がもう一度ベルトを巻く、

そのために次のNJCを優勝するということだろう。

 

 

IWGPの象徴とも言えるオカダがここまではっきりと現状に言及したことは

おそらく初めてかと思う。

 

 

また『いまの新日本はつまんない』。

これはかなり衝撃的な発言だが、多くのファンの気持ちを代弁しているともいえる。

(個人的にはそうは思わないが、多くのファンはそう感じているようだ。)

 

 

つまりオカダはこれからあるべき場所にベルトを戻し、

あるべき姿に新日本プロレスを戻すと宣言していると言えるだろう。

まさにこれはオカダにしか出来ないことかと思う。

 

 

さて今後新日本プロレスは旗揚げ記念日大会を経て、NJCへと進んでいくわけだが、

ここまでの展開を見ていると、これまでとは違う新しいフェーズへと進んでいくように思う。

 

 

その主役を担うのはやはりオカダカズチカとなるのか、

もしくは今年のドームで2冠を争った飯伏、内藤、ジェイがそれを阻むのか、

海外との連携も含め今後の展開に大いに期待しておきたいと思う。

 

 

 


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