ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】EVILは鷹木信悟との一戦をどのように戦うのか?

f:id:yosikazukun:20210319102245p:plain

(出典:新日本プロレス公式)

 

www.njpw.co.jp

 

3.18静岡大会にて今年のNJCのベスト4がついに決定した。

そのメンバーはEVIL、鷹木信悟、オスプレイ、そしてフィンレーである。

 

 

多くのファンの方がNJC開催前に勝ち上がりを予想したと思うが、

おそらくこのメンバーを予想した方は皆無と言っていいだろう。

 

 

それほど今回のベスト4のメンバーは意外であり、

別の視点で言うと新鮮なメンバーでもある。

 

 

そして本日ついにそのベスト4が激突する戦いが開催される。

カードはEVIL対鷹木信悟、そしてオスプレイ対フィンレーである。

 

 

その中でも個人的に注目しているカードはやはり元LIJ対決である、

EVIL対鷹木信悟の初めてのシングルマッチだ。

 

 

その戦いを前に鷹木信悟は先日の静岡大会で

このようなコメントをEVILに投げかけている。

EVIL、EVIL、もう小細工いらねえだろ? なあ? 今日も東郷が手ぇ出してたが、もうそういうのはいらねえよ、EVIL。俺はこの『NEW JAPAN CUP』、オカダ、後藤、KENTAか……。(どれも)しんどい試合だったが、しんどいながらも気持ちのいい試合をしてきた。EVIL、お前も本当は気持ちのいい試合をしたいんだろ? 熱い試合がしたいんだろ? いやむしろ、EVIL、お前は熱い試合、得意じゃねえか。俺は知ってるぜ。

なあ、(3.20)仙台は初シングル。俺は楽しみにしてんだ。オイ、この俺を、楽しみにしてるこの俺と、仙台の客を裏切るなよ。EVIL……楽しみにしてるぜ

(引用:新日本プロレス公式)

 

 

そしてそれに対するEVILの返答はこれだ。

鷹木よ、お前、俺の心配してるより、テメエの心配しとけ。この俺によ、意見すんじゃねえ。顔じゃねえんだ

(引用:新日本プロレス公式)

 

 

簡単に言うとLIJ時代の熱い戦いを得意としていたEVILを知っている

鷹木信悟が、今のヒールファイトではなく真っ向勝負を投げかけている、

という展開である。

 

 

それを受けてEVILはコメントを見る限りスカしているわけだが、

はたして闇の王の胸の内はどうなのだろうか?

 

 

たしかにLIJ時代のEVILは後藤洋央紀や石井智宏などと

熱い戦いを繰り広げていたが、逆に考えるとだからこそLIJの中で

伸び悩んでいたとも言える。

 

 

そうEVILが思ったのかはわからないが、結果的にLIJを裏切り、

ヒールターンしてからは一貫して乱入、急所攻撃を筆頭とした戦法を貫いている。

 

 

しかしその戦法はファンからの評価は芳しくない。

言葉を選ばずに言うと最悪の評価である。

 

 

その評価を具体的に言うと今の新日本の

混乱の責任はEVILのせいだというような評価である。

 

 

この評価を裏返すとヒールとして評価されていると言えるが、

内藤哲也が緩やかに方向転換したように、

どこかでスタイルを変化させる必要があるだろう。

 

 

そのスタイルをもし変化させるなら、

この鷹木信悟という相手はピッタリかもしれない。

 

 

鷹木信悟はドラゴンゲート時代はトップヒール、

つまり今のEVILのような立場であったのでヒールファイトはお手の物だ。

(今の姿からは信じられないかもしれないが、大ブーイングを浴びていた)

 

 

しかし新日本移籍後はそれらを封印し、今や名勝負製造機と呼ばれるまでになった。

その対応力は新日本屈指と言っていいだろう。

 

 

つまりEVILがここで真っ向勝負を挑めば、高い確率で名勝負となるだろう。

そして多くのファンの皆さんもそのような戦いが見たいのではないだろうか。

 

 

しかし個人的には今回もおそらくEVILは乱入などなんでもありの戦法を取るかと考えている。

ここで鷹木信悟の挑発に乗り、ファイトスタイルを変えてしまえば、

それはヒールターン後の自分を否定することになりかねない。

 

 

今の自分のファイトスタイルで、何が何でも勝利を勝ち取る。

それがEVILの想いなのではないだろうか。

 

 

そもそもヒールとはファンに憎まれてこそ、その存在意義は高まるものかと思う。

個人的にはEVILには容易にファンに迎合せず今のスタイルを続け、

いつかファンも認める本当のトップヒールになってほしいと思う。

 

 

そんな二人の戦いが行われる仙台大会は本日17時開始だ。

その仙台大会を締めるのははたしてどちらになるだろうか?

楽しみにその時を待ちたいと思う。

 

 

 


プロレスランキング

 

twitter.com