ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】二日連続のハッピーエンド 最後はLIJが全員集合! ~9.5メットライフドーム大会~

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(出典:新日本プロレス公式)

 

9.5メットライフドーム2日目のメインで行われた、

鷹木信悟vsEVILのIWGP世界ヘビー級選手権。

 

 

結果としては鷹木信悟が2度目の防衛をはたし、

王者のままG1へ参戦することとなった。

 

 

まさに今年の新日本を象徴する選手に昇り龍のごとく

駆け上がったと言えるだろう。

 

 

また今回のタイトルマッチであるが、

試合の一連の流れにはまた賛否両論あるだろう。

 

 

それはEVILが前日に結成したHouse of tortureのメンバーを

試合に介入させたことにあるが、

 

 

現在のEVILのファイトスタイルはそれも込みであるということを

我々ファンも理解したほうがより試合を楽しめるはずだ。

 

 

現にこの展開になったからこそ、他のメンバーの登場があり、

かつドーム大会の締めでLIJが全員集合となる最高の景色が生まれたわけだ。

 

 

個人的には今回のメインを盛り上げた真の立役者は、

ヒールを貫きファンのヒートを煽ったEVILたちではないかと思う。

 

 

またEVILはこれでタイトルマッチ3連敗となったが、

それはこの1年で至宝のタイトルに3度関わっているということである。

 

 

LIJ当時の状況から今の状況を冷静に考えると、

EVILはこの1年間で大きな成長を遂げたと言えるだろう。

 

 

きっとG1でも介入、反則上等のスタイルを貫きファンから批判を浴びるかと思う。

しかし本命不在とも言える今回のブロックであれば、

この暗黒王が決勝に進出することも大いに考えられるところだ。

 

 

大半のファンからすれば見たくない光景が

また生まれる可能性は決して低くはないだろう。

 

 

さて一方の王座を防衛した鷹木信悟であるが、

まさにこの夏までの新日本プロレスを牽引してきた選手と言えるだろう。

 

 

オカダでも内藤哲也でもない、ドラゴンゲートから来たこの男が

数年後新日本のトップになるとは、参戦当時は全く想像はつかなかった。

しかし彼は自らの力で現在の地位を勝ち取ったと言えるだろう。

 

 

では鷹木信悟がなぜ新日本のトップまで上り詰めることが出来たのか?

ドラゴンゲート時代にも現在と同じような立場にいた鷹木信悟であるが、

新日本プロレスとは様々なモノが違い、一概に比較することは出来ないだろう。

 

 

どちらが優れているかどうかではないが、選手層や会社規模などを考えれば、

やはり新日本プロレスで頂点を取る方が圧倒的に難しいことは事実だ。

 

 

またこれまでの歴史の中で新日本プロレスは、

基本的に生え抜きの選手を育て、時のトップとしてきた歴史がある。

 

 

つまり外様の鷹木信悟は対戦相手のみならず、

新日本プロレス参戦後はこれまで以上に様々なモノと戦ってきたかと思う。

 

 

そのようなことを考えると、ドラゴンゲート時代を知っている私のような

ファンからすれば、現在の状況はまた別の意味で感慨深いと言える。

 

 

もちろん2週間後に開幕するG1に王者として参戦することははじめてとなるが、

そこでもハツラツとした姿を見せてくれることだろう。

 

 

最後にこのメットライフドーム2連戦を総括してみると、

個人的にはすごく楽しめた二日間であった。

 

 

また二日連続でハッピーエンドとなるエンディングと

なったことも印象深いところだ。

 

 

最近の新日本プロレスを考えれば、どちらかはバットエンドかと思われたが、

今回は1日目はエースが、そして2日目はLIJ全員で締めるという

最もファンから支持される形となった。

 

 

このエンディングは昨年の神宮球場で内藤哲也が花火とともに締めた時と同様、

新日本からファンに向けての夏の終わりのギフトと言えるだろう。

 

 

今回の興行を一区切りとして、新日本プロレスはついにG1に突入する。

ということはここからはすべてのことが

先日発表された新春のドームへとつながっていくということだ。

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それはつまりまもなく始まるG1の結果も含め、

引き続き新日本プロレスから目を離してはいけないということだろう。

 

 

 


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