現地時間2月10日(日本時間2月11日)、ついにKENTAが正式にAEWのリングに立つ。
おそらくここからはUS王座の展開だけではなく、
両団体の活発な交流が始まることになるだろう。
今、巷で囁かれている展開は上記のUS王座に加え、
新旧のバレットクラブの対決、そして飯伏対ケニーのGL対決あたりである。
ここでお気づきの方もいるかと思うが、この中には
新日本プロレスのアイコンと言うべき、内藤哲也、オカダカズチカ、棚橋弘至
の名前は上がっていない状態である。
そこで今回の当ブログでは、この3名のトップレスラーが開戦間近と言われる
AEWとの戦いに打って出るのか?そのあたりについて書いていきたいと思う。
まず現在の3名の新日本内での状況を見ると、
唯一棚橋弘至だけがNEVERのタイトル保持者であり、
内藤哲也、オカダカズチカは無冠という状況である。
そして今見えているそれぞれの抗争相手は、
棚橋弘至はオーカーン、オカダカズチカはEVIL、
そして内藤哲也は決まった相手はいないという状況である。
これだけを見ると内藤哲也が一番動きやすい状態であると言えそうだ。
他の二人は次期シリーズの大阪城ホールまでは、
それぞれの戦いに集中することになりそうである。
では内藤哲也がAEWとの戦いに即座に向かうことはありそうだろうか?
結論から言うと極めて微妙なところではないかと思う。
たしかに内藤哲也は今大きなテーマを抱えておらず参戦を続けているが、
直近のコメントでは次のテーマが見えていることを示唆している。
そしてそれはそのコメント時点では少し時期が早く、
また結果により左右されると語っていた。
意味の取りようによればAEWとの戦いとも取れなくはないが、
おそらくこれは新日本内部で見つけたテーマではないかと思う。
よって内藤哲也の格などを考えても、彼が出陣するのは
まさに頂上決戦というような場面ではないだろうか。
個人的にはそのように考えている。
では残る二人で先にAEWとの戦いに向かうのはどちらになりそうだろうか?
それはおそらく棚橋弘至ではないかと思う。
現在棚橋は上述したようにNEVERのタイトル保持者であるが、
ベルトの性質を考えると極めて使い方の幅が広いタイトルである。
それを通行手形にし、戦いの場に打って出ることは大いに考えられるだろう。
またこの両団体の戦いがアメリカをメインに展開されるとすれば、
海外での知名度や人気なども必要になるだろう。
その点も棚橋であれば問題なくクリアできるはずである。
AEWサイドからみても、このすでにレジェンドと言われる棚橋弘至は
ぜひ参戦してほしいのではないかと思う。
そして最後は新日本のトップオブトップ、オカダカズチカである。
現在1年以上タイトルからは離れているが、新日本の強さの象徴と言えば
オカダカズチカをおいて他にいないだろう。
そんなオカダが果たしてこの戦いに出ていくことはあるのだろうか?
もしオカダがこの1年以上あえてタイトルから距離をとっていたのが、
この展開を見越してのことであれば、参戦の可能性は高いと思われる。
ただオカダが現在抗争中のEVILとの戦いを終え、
視線をIWGP獲りへと向ければ、近々での参戦の可能性は
一気に下がることになるだろう。
そしてその場合はタイトル獲得後、まさに総大将として最終決戦の場に
登場するのではないだろうか。
その役目が務まるのはやはりこの男しかいないはずである。
さて、ここまで新日本のトップ3と言うべき3人について書いてきたが、
皆さんにもそれぞれ思い浮かぶいろいろな考えがあるだろう。
今回のAEWとの戦いが本当に全面抗争となれば、
その組み合わせは無限大と言えそうである。
そしてそれは、その組み合わせの数だけファンの
想像の楽しみが増えるということである。
このようなことがあるからやっぱりプロレスファンはやめられない。
次の展開がどうなるのか期待して待ちたいと思う。